貧血(鉄製調理器具)


元々、私の店で薬膳や漢方を扱い初めたのは、
この2つの症状を持つ女性が非常に多い事でした、
両方とも女性の病気と言われていたのですが、
最近は食生活の乱れから男性にもあると言います、

内臓疾患から来るものは除外させてもらうとして、
貧血の大半は鉄欠乏性貧血、
みなさん鉄分摂ってますかー?

レバーや赤身肉、貝類から摂れるヘム鉄、
ホウレン草や小松菜、ヒジキや豆類に含まれる非ヘム鉄、
に分けられますが吸収率もそうだし、
食べやすさからもヘム鉄をお勧めします、
ビタミンCと一緒だと吸収が良くなりますが、
タンニンを含むコーヒー、紅茶、緑茶は、
吸収を阻害するので避けましょう、
ちなみに非ヘム鉄は牛肉や鶏肉と一緒に摂ると、
吸収が良くなります、

それ以外にも鉄分は摂る事が出来ます、
店で使うような中華鍋や鉄製のフライパン、
お湯を沸かす時の鉄瓶や鍋物をする時の鉄鍋です、
実は鉄分はこれら料理器具から摂取されるのが大半だと言います、

私の店に以前いたバイトの女性も重度の貧血で、
鉄の錠剤を飲まないと倒れるような方だったのですが、
店で賄い(昼食)を食べるようになって、
鉄の錠剤を飲まなくなりました、

現在、焦げ付く、手入れが面倒、錆びる等の理由で、
鉄製品を使わない人が増えています、
実際、貧血の方は口を揃えてテフロンだと言います、
細かい凹凸で接地面積が狭く材料がくっつきにくいのですが、
実際はずっとは使えない、
使い捨てフライパンとかになっていませんか?

取り扱い説明書にも強火では使わない、
専用の返しを使う事となっています、
日々の使用で劣化したテフロンが削れ
食材がだんだんくっつき始め、
その劣化テフロン(下記参照)が日々の食事と共に摂取され、
癌の原因になると言われています、

料理人としても鉄の料理器具で作ったものは焼き色が綺麗で、
なにより美味しいと思います、
某ホテルの、、、、、、では月に10枚位、、、、
テフロンのフライパンを使い潰しています、
そういうものを使う事自体、素人か!!って思いますが、

鉄製品は上手く使えば、テフロン並みに利用出来ますし、
なにより一生使えます、廃棄物にもならず、これってエコ??
これを機に鉄製品使ってみてはいかがでしょうか?

ちなみにテフロンというものは、
ポリテトラフルオロエチレンと言い
それ自体は全く毒性はないが、
製造過程で発がん性物質が精製され
空焼き等で260℃に達すると劣化し
約350℃以上になると分解される
このとき生成する物質は小動物が死に
人間には、、、、、、