食品添加物と食の安全について2

近年、食品添加物の問題として深刻な事情が、
価格戦争におけるコストダウンと売り上げアップの方法として
非常に安易に危険なレベルで使用されている事です、

特にコンビニの弁当やおにぎりが代表格となりますが、
それらの輸送にはトラックが使われますが、
輸送中の温度を1℃でも高くする(輸送コストを下げる)
為に大量に使われています、
店鋪で商品配置をする場所も、本来は、数時間以内に
売り切れない場合は冷蔵にするべきではないでしょうか?
ここで無添加、無着色とうたっているのでは?
と思う人もいるでしょうが

昔、学生の頃、遠足とかに持って来ていたお弁当やおにぎりが、
蓋を開けたら傷んでいたとか見た事ないですか?
今のコンビニ弁当やおにぎりは夏の炎天下でも、
1日位なら全然大丈夫です、
常温でも1週間位は見た目に全く変化は無かったです、
実際に物は手に入るのですから実験してみてください、

もう一つ、餃子の○将のメインの餃子ですが、
餃子自体はそれぞれの店鋪で包んでいますが、
中の餡(具)は工場で大量生産されています、
餡は肉や野菜を刻んで調味料を入れて練り合わせて作るのですが、
ああいう物が一番早く傷む(腐る)のは素人でも分かる事、
しかし、現場は火を使っている付近で、
餡をまめに冷蔵庫に入れる訳でも無く、
常温のままで手が空いた隙に包んでいる感じです、
しかも店によってはその餃子を、
生のまま持ち帰りとして売っています、

スーパーとか普通の料理店で売っている餃子は、
あの毒入り餃子事件のニュースでも度々流れていましたが、
包んだ後、一度、蒸器(蒸籠)に入れて、
中身は完全に火を通してしまいます、
これは焼売や各種点心、肉まんにいたってすべてです
私は料理人としても生の餃子や点心を売るなんて事は、
安全面でも絶対にありえません

食中毒は決して出してはいけない事です、
しかし、菌やウィルスが繁殖出来ない位に
薬品汚染されたものが安全だと思いますか?

正直、安全な食品を作る為の検査や方法に、
いくらお金をかけても出来上がりが高くなるだけで、
実感出来る部分は何も変わりません、
この自体は消費者が安いものばかりを求め続けた結果でもあります
そう、誰もが口を揃えて言います
「安くて美味しいもの」、、と、、

日本人は先進国ではガンの発生率がトップクラスで
実際に死亡原因の3人に1人の割合となっています
子供に多いアトピー性皮膚炎や食物アレルギー
もこれらが原因と言われ始めています

話を少しずらして日本にはいろんな消費者団体があり
このような食の危険を国に訴えているのですが、
すべて門前払いになっているようです、
以前汚染米事件がありましたが、国がずっと食用と使われると
知った上で業者に販売していました、
そう、国は食の業界(特に企業系)が手が付けられない位
汚染されていると分かっています
食の偽装問題なんか、これらに比べたらほんの序の口、
国としても食に関わる仕事をしている人が多く、
ここを規制すると税収に関わってくるので野放し状態です、

以前、中国で起きた毒入り餃子事件も
しばらく原因が分かりませんでした、というのも
日本国内で指定された食品添加物の検査をしたからです
結局は日本では使用されていない農薬の
メタミドホスが原因だったのですが
日本国内で生産されたものではない訳の分からないものを
保健所が検査したって何も出て来るはずはなく
科特検に回して成分分析をして初めて原因が分かりました

あと50年もすれば日本の平均寿命は
先進国では1、2位を争う低さになると思います
これも国が年金を払わない若い人達に
社会保障費を出さない為の政策かも知れません

医療費がかさむからとメタボ検診なんか出来ましたが、
アメリカでは身体に悪いと言われている
ジャンクフード系の企業に、
医療費削減の為、新たに税金をかけようとしています、
とてもすばらしい話だと思います

日本でも貧困層の食を担っているとか
馬鹿な事を言っている輩がいますが
貧乏人にはそんな命を削るような食事をしろと、
その貧乏人の賃金を削っているのは
どの系の企業なんや?

食は生命維持の根幹にあたります、
日本もすべての膿を出すつもりで、
飲食業界の改革をすべきではないでしょうか?