<目次>
第1章 再生し転生する庭
(「不純主義」に彩られた現代の名園―古河総合公園(御所沼コモンズ)
「永遠」を守る壊れやすさ―宇治・平等院庭園 ほか)
第2章 土地の力を映す庭
(「雑」の力とポテンシャル―ゴジカラ村;達人と新住民が育む里山の暮らし
―八王子・みなみ野自然塾 ほか)
第3章 境界に現れる庭
(反射し共鳴する意味の万華鏡―修学院離宮と桂離宮;遊興と饗宴の場
への海面の侵入―浜離宮恩賜庭園 ほか)
第4章 アートの力に導かれる庭
(アートは沈み行く記憶を救出できるか?―コールマイン田川プロジェクト;
大地に刻んだ幾何学の詩―モエレ沼公園;視覚を解放する仕掛け―
ジェームズ・タレルの光の館;アートがひらく未踏の沃野―金沢21世紀美術館)
第5章 都心に息づく庭
(巨大な空地としての都市の庭―東京・臨海副都心;都市のなかの庭―
さいたま新都心「けやきひろば」 ほか) |