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『空間デザイン事典』
編:日本建築学会
発行:井上書院
定価:3,150円(本体3,000円+税5%)
215p21cm(オールカラー)
4-7530-0032-X
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空間計画・設計の際に役立つデザイン手法の事典。立てる・覆う・囲う・積む・混ぜる・つなぐ・浮かす・自然を取り込む・時間を語るなど,空間を形づくるうえでの20の概念を軸に整理された98のデザイン手法について,その意味や特性,使われ方を多数の写真によって例示した建築・都市空間を手掛かりに解説。紹介事例は世界各地700近くにも及ぶ。計画や設計の手掛かりとして,あるいは,研究対象を発掘する際の建築・都市空間の事例集として,さらには,実際に空間を見学し体験するためのガイドブックとして活用できる画期的事典。 |
<目次>
[1 立てる]
中心・要に立てる/高々と立てる/周域に立てる/林立させる/連続して立てる
[2 覆 う]
自然で覆う/光とともに覆う/柔らかく覆う/街路・広場を覆う/軽く覆う
[3 囲 う]
全体を囲う/緩やかに囲う/仮に囲う/領域を表す/中央空間をつくる/囲わない
[4 積 む]
同じ要素を積む/異なる要素を積む/層を重ねる/基壇に載せる/ずらしながら積む/ランダムに積む
[5 組 む]
格子で組む/トラス・スペースフレームでつくる/面でつくる/ボリュームでつくる/組み立てる
[6 掘る・刻む]
掘り下げる/横に掘る/刻む・切り取る/地下空間をつくる
[7 並べる]
均等に並べる/リズムをつくる/集中させて並べる・分散して並べる/秩序をつくる
[8 整える]
幾何学で整える/比例・比率で整える/軸線を通す/シンメトリーにする/グリッドでつくる
[9 区切る]
壁で区切る/幅で区切る/レベル差で区切る/装置・記号で区切る/曖昧に区切る
[10 混ぜる]
カオスを表現する/まだらにする/複数のコードを使う/コラージュする/スタイルを混ぜる
[11 つなぐ]
動線でつなぐ/空中をつなぐ/分節してつなぐ/上下をつなぐ/緩やかにつなぐ
[12 対比させる]
形態を対比させる/明暗をつける/開閉で対比をつくる/色彩で対比させる/新旧を対比させる
[13 変形させる]
曲げる/ずらす/崩す/うねらせる/軸をふる
[14 浮かす]
全体を浮かす/一部を浮かす/水に浮かす/吊って浮かす/突き出す
[15 透かす・抜く]
物を通して透かす/間を透かす/水平に抜く/垂直に抜く
[16 動きを与える]
ボリュームで動きをつくる/面で動きをつくる/景を転換する/人の流れをつくる
[17 飾 る]
象徴性を与える/内部空間を飾る/文様で飾る/過剰に飾りたてる/レイヤーをまとう
[18 象徴させる]
場を象徴させる/思想・主張を象徴させる/メタファーを使う/技術を象徴させる
[19 自然を取り込む]
地形を生かす/風土になじませる/風景をつくる/風景を切り取る/光を取り込む/水を取り込む
[20 時間を語る]
物語を表現する/宗教を形に表す/引用する/歴史を取り込む/記憶を引き継ぐ |
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