HP内の目次へ・検索もできます!  建築文化シナジー『青木淳1991−1999』

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京都発大龍堂:メールマガジン通巻4258号


建築文化シナジー
『青木淳1991−1999』

編著:青木淳建築計画事務所
発行:彰国社
定価:2,500円(本体2,380円+税5%)
143p26cm
4-395-24103-4
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この本は,『建築文化』1999年11月号として発行された特集号,「青木淳 1991-1999」の復刻版である。つくり,考え,またつくる。1作ごとの創作のプロセスが,気負いのない23のエッセイを通してゆったりと伝わってくる。1991-1999の積み重ねの先に、青木淳のいまがある。
<青木淳「まえがき」より抜粋>
『建築文化』1999年11月号「青木淳 1991-1999」の全内容を基盤に、そこに打ち立てられた大きなプロジェクトが「青森県立美術館」だった、という気さえする。
1999年にそれまでのことを一渡り振り返ってみたことが、「青森県立美術館」を生んだ。その意味で、この特集号の内容は、そのまま現在のぼくたちに直結している。だから、「その後」は、極端に言えば、1章しかない。そして、その1章は、この特集号の形式からはみ出してしまうほど、余りに長い1章である。それが、この号に「その後」というもうひとつの時制を加えずに、それを切り離して、「青森県立美術館」がはじまる直前の時制そのままのかたちで復刻することになった理由である。改めて読み返してみると、この号の後、ぼくたちが進んでいくことができたはずの道は複数あったと思う。実際に進んだ道は、そのうちのひとつに過ぎない。それが、ここでぼくが書いたこと、いまではこうは書かないであろうその文体から浮かび上がってくる。いや、その複数の道の可能性、ぼくを超えたもっと大きな視野を見せてくれるのは、むしろ、塚本由晴さんと花田佳明さんの的確きわまりない批評のほうかもしれない。ともあれ、永らく手に入りにくかったこの特集号が、いま復刻されることは、ぼくにとって、望外の喜びである。
<目次>
0 2006年初夏/復刻版
1 1991年から1992年秋/ビヒモス,ステーションズ,ヤクルト独身寮
2 1992年秋/H
3 1993年初春/新潟市民文化会館
4 1993年春/サバーバン・ステーション
5 1993年初夏/T
6 1993年夏/垂直動線体
7 1993年夏/C美術館
8 1993年晩夏/潟博物館
9 1993年秋/遊水館
10 1994年春/馬見原橋
11 1994年夏/N市地下横断体
12 1994年初秋/S
13 1994年秋/O
14 1995年春/熊谷頭首工公園,コンテナ計画
15 1995年秋/御杖小学校
16 1996年/ビデオ版O ,平田町タウンセンター,椅子計画
17 1997年初春/U
18 1997年春/ 雪のまちみらい館
19 1997年夏,秋,冬/Z,B
20 1997年秋/蔵ギャラリー
21 1998年夏/Louis Vuitton Nagoya
22 1998年秋/L
23 1999年春/C
  サッカー・ハイポテンシス・モデル 塚本由晴
  青木淳論序説 花田佳明
  データ/クレジット
24 2006年初夏/あとがきに代えて



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