HP内の目次へ・検索もできます! 『神と自然の景観論』-信仰環境を読む-

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京都発大龍堂:メールマガジン通巻4245号


講談社学術文庫 1769
『神と自然の景観論』
-信仰環境を読む-

著:野本寛一
発行:講談社
定価:1,050円(本体1,000円+税5%)
289p15cm
4-06-159769-8
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日本人はどこに神を感じ 何に祈るのか
日本人は何に神聖感を抱きいかなる景観の中に神を見たのか。噴火する山、揺らぐ大地、暴れる水は畏怖の対象であり、岬・先島は常世への通路、磐座(いわくら)は神霊の核であった。また洞窟・淵・滝・立神などの自然地形に秘められた神意、松・杉・椎・タブなどの巨樹に蔵された侵すべからざる威力。全国各地の聖地の条件を探り、それにまつわる民俗を紹介する。
<目次>
緒言 信仰環境論の視角
第1章 環境畏怖要因と信仰の生成
 1. 火山と地震
 2. 湖口・河口の閉塞と氾濫
 3. 暴風・悪霊の防除―鎌の民俗をめぐって
第2章 地形と信仰の生成
 1. 岬
 2. 浜
 3. 洞窟
 4. 淵
 5. 池
 6. 滝
 7. 峠
 8. 山の結界点
 9. 磐座
 10. 地獄と賽の河原
 11. 川中島
 12. 離島――鳩間島へ
 13. 神の島――沖ノ島へ

 14. 立神・先島・湾口島
 15. 温泉
 16. 山
第3章 聖樹の風景と伝承
 1. 松
 2. 杉
 3. 椎
 4. 栃
 5. タブ
 6. ガジュマルその他
第4章 環境保全の民俗と伝承
 1. 樹木保護の民俗と伝承
 2. 水の汚れと池主退去伝説
第5章 神話の風景
 1. 天岩屋
 2. 高千穂
 3. 笠沙岬
 4. 鵜戸
第6章 道祖神祭りの風景―甲斐の太陽



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