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講談社学術文庫 1772
『金属と日本人の歴史』
著:桶谷繁雄
発行:講談社
定価:840円(本体800円+税5%)
228p15cm
4-06-159772-8
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草薙剣、奈良の大仏、日本刀、火縄銃――
人は金属器を造り 金属器は歴史を創った。
人間と金属が織りなす壮大なロマン。西洋に例のない独特の音色をもつ梵鐘はどのように生まれたか。完成まで28年を要した奈良の大仏はどうやって作られたか。鋭さと美をあわせもつ日本刀の秘密、また時代を変えた火縄銃、その兵器革命はいかに展開したか――。歴史を創った日本人と冶金技術の興味深い関係を、金属学の泰斗が平易な文章で綴る。 |
<目次>
第1章 原始の生活
第2章 草薙剣
第3章 古代における鋳造と冶金
第4章 鉄を作る
第5章 歴史の中から
第6章 鐘の作り方
第7章 奈良の大仏
第8章 刀の歴史
第9章 日本刀を作る
第10章 冶金の状況
第11章 鉄砲とその製造の歴史
第12章 鎖国の間に
第13章 飛躍と停滞
第14章 日本製鉄工業の夜明け |
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