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『新構造計算の実務』
-知っておきたい根拠と常識-
編集:SE委員会
発行所:建築技術
定価:4,200円(本体4,000円+税5%)
A4・221p
4-7677-0112-0
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近年,構造計算について,入力方法だけしか知らずに,構造計算ソフトを動かしている実務者が増え,さまざまなトラブルが生じている。本書では,構造計算書のなかでどのようなことが行われているかを,実務の流れに沿ってわかりやすく解説し,解析の根拠を示す。
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<目次>
1章 構造計算の着手前に
1.1 構造計算とは
1.2 構造計算の考え方
1.3 経済性を考える
1.4 構造設計者
1.5 意匠設計者との打合せ
1.6 設備設計者との打合せ
1.7 建物に必要な構造性能
2章 構造計画
2.1 構造計画の考え方
2.2 構造計画のための知識
2.3 仮定断面
2.4 構造計画のための概算工事費
2.5 計算ルートの選定
2.6 構造計画例
3章 一般事項
3.1 構造計算の前に
3.2 対象建物概要
3.3 計算の方針
3.4 使用材料と許容応力度
3.5 基礎条件
3.6 部材配置
3.7 仮定断面表
3.8 仮定荷重
3.9 その他の注意事項
4章 二次部材
4.1 床版
4.2 小梁
4.3 壁
4.4 階段
4.5 その他の二次部材
5章 準備計算
5.1 準備計算とは
5.2 剛比の算定
5.3 C,M0,Q0の算定
5.4 軸力の算定
5.5 地震力の算定
6章 応力計算
6.1 仮定条件など
6.2 鉛直荷重時応力計算
6.3 水平荷重時応力計算
7章 断面算定
7.1 概要
7.2 RC造
7.3 S造
7.4 SRC造
7.5 特殊な応力に対する検討
8章 基礎の設計
8.1 基礎構造の計画
8.2 直接基礎
8.3 杭基礎
8.4 地中連続壁
9章 二次設計
9.1 二次設計
9.2 層間変形角
9.3 剛性率
9.4 偏心率
9.5 ぜい性破壊の防止
9.6 保有水平耐力
10章 構造計算から設計へ
10.1 構造計算から構造設計へ
10.2 構造設計のこれから
Column
1 数字の成立ちと価値
2 設計変更の対応
3 限界耐力計算とは
4 免震構造と制振構造
5 単位系
6 繰返し荷重と疲労
7 S造梁の断面二次モーメント(スラブ効果を考慮した場合)
8 地震被害から学ぶ構造計画
9 市街地建築物法から建築基準法へ(今も生きている建築3001号積載荷重の考え方)
10 使用材料の選定
11 動荷重による衝撃力(設計用割増し荷重)
12 スラブ厚さtの規定の変遷(4辺固定のとき)
13 梁およびスラブの変形の検討
14 施工管理上の注意−スラブ厚さに適したスペーサを使用しているか
15 仮定のうえに成立つ構造解析と求められる設計者の判断
16 RC造大梁のC,M0,Q0の算定方法
17 S造大梁のC,M0,Q0の算定方法
18 用語の氾濫と理解度
19 架橋応力の計算例
20 図表の補正方法
21 せん断補強規定
22 S造の許容応力度
23 板要素の幅厚比
24 繰返し応力を受ける部材および接合部の設計
25 接合部の取扱い
26 溶接継目の強度
27 柱部材の細長比による応力の割増し
28 冷間成形角形鋼管柱を用いた骨組の設計
29 地盤の液状化
30 一軸・三軸圧縮試験の話
31 既存抗の再利用
32 杭に作用する負の摩擦力
33 杭に作用する水平力
34 一次設計と二次設計
35 偏心率および剛性率,層間変形角の計算例(鉄骨ラーメン構造,2階建)
36 弾性・塑性・弾塑性 |
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