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《患者に優しい病院をめざして》
著:佐藤優
発行:九州大学出版部
定価:1,995円 (本体1,900円+税5%)
A4・64p 4-87378-909-5
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九州大学病院の新しい病棟は「患者に優しい病院」がコンセプト。患者の気持ちを考えながら設計し、小児医療センターでは絵本「森のお医者さん」と連動したストーリーを展開。大型病院、しかも国立大学病院がここまでできるのかと、医療関係者に衝撃を与えた。病院、建築設計者のための、これからの病院づくりのアドバイス書。 |
<主要目次>
1.患者の視点に立つ
機能的空間から快適空間へ/優しさの不足/優しさを表現する要素
2.生活の場としての病院
内外の空間連続/内部のオープンエア空間の確保/病院内での文化的生活
3.色彩の魔術
基調色の色相/高い明度と低い彩度/優しい色彩/子どものための色彩/個性的な色彩/機能の色彩
4.素材の使い分け
基本的な条件/明るく表情豊かな素材/部位による使い分け/患者の状態による素材や色彩の使い分け
5.光
太陽の光/月の光/冷たい光とあたたかい光/照明のメリハリ/露出する光と間接的な光/演出照明/光の配置と省エネルギー
6.患者に優しいサイン
利用者に対する配慮/案内内容の検討/地図/誘導/記名/制御・警告/掲示/サインの色彩/ピクトグラム/サインの安全性/子どものためのサイン/子どものための演出
7.病院のファニチュア
明るい色彩の活用/ナチュラルな素材/擬人化と装飾/予想できる行動への対応/緊急時への配慮/売店や食堂のファニチュア/図書室とギャラリー
8.活動
生活の場/アート |
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