HP内の目次へ・検索もできます! 《擁壁設計Q&A 誰も教えてくれなかった疑問に答える 105問答》

4175号      4181号


京都発大龍堂:メールマガジン通巻4180号


擁壁設計Q&A
-誰も教えてくれなかった疑問に答える
105問答-


著:右城猛
発行:理工図書
定価:2,940円(本体2,800円+税5%)
255p21cm
4-8446-0709-X
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著者が1986年に「新道路土工指針による擁壁の設計法と計算例」を出版して以来、多くの読者から擁壁設計法に関する質問がたくさん寄せられている。それらの中には設計法が確立されておらず、設計基準類や専門書を調べても容易に解決できそうにないものも多数含まれていた。設計法が確立されていないといっても特殊な問題ではなく、擁壁の設計を行う上で極めて基本的かつ重要なことがらであり、実務に携わる技術者であれば誰しもが疑問に感じるに違いないと思われる。
そこで、1995年これら質問の中から45題を選集し「擁壁設計Q&A」を出版。2000年には、書名も新たに「擁壁Q&A選集」として68題に増補して出版。今回、それらも含め105題に増補して再び改訂版「誰も教えてくれなかった疑問に答える 擁壁設計Q&A―105問答―」として出版することとなった。今回の改訂では、回答をできるだけやさしく、かつ丁寧に説明するように心掛け、また、説明文だけでは理解しづらいと思われる内容については、表計算ソフトExcelを使用した数値計算例を添えた。
<大目次>
1章 計画。調査;2章 荷重;3章 土圧;4章 地盤反力;5章 支持力;6章 安定検討
<詳細目次>
1章 計画・調査
1.1 擁壁形式の選定
1.2 基礎の根入れ深さ
1.3 支持層の目安
1.4 地盤調査の種類

2章 荷重
2.1 コンクリートの単位体積重量
2.2 地下水面より下の土の単位体積重量
2.3 歩道部に載荷させる地表載荷重
2.4 歩車道が分離された道路の地表載荷重
2.5 自動車の地表載荷重
2.6 岩着された擁壁の浮力
2.7 河川護岸の残留水位の決め方
2.8 前後で水位差があるときの浮力
2.9 擁壁の設計に用いられている設計水平震度の根拠
2.10 高さが8m以下の擁壁は地震時の検討が不要な理由は
2.11 自動車衝突荷重の根拠は
2.12 農道では自動車による衝突荷重の低減が可能か
2.13 落石が擁壁を直撃したときの衝撃力

3章 土圧
3.1 主働土圧で設計すると不安定になるのでは
3.2 U型擁壁の設計用の土圧は主働土圧か静止土圧か
3.3 水路の断面検討に用いる活荷重
3.4 主働土圧の計算に粘着力を見込めないか
3.5 擁壁形式や盛土の形状に応じた土圧計算法の使い分け
3.6 試行くさび法とクーロン式の違い
3.7 試行くさび法で最大値や最小値を探す意味は
3.8 盛土が台形状をしているときの土圧計算法
3.9 地表載荷重があるときの土圧分布
3.10 嵩上げ盛土があるときの土圧分布は
3.11 二段積み擁壁で,上段擁壁の影響を無視できる範囲
3.12 二段積み擁壁の土圧計算法
3.13 地下水位があるときの土圧計算法
3.14 見掛けの水平震度を用いた地震時土圧の計算法
3.15 受働土圧の計算に用いる壁面摩擦角
3.16 粘着力を考慮した土圧計算法
3.17 粘着高さの考え方
3.18 試行くさび法で用いる粘着高さ
3.19 長大法面を有する擁壁の土圧
3.20 上部法面をアンカーで抑えたときの土圧
3.21 活荷重を仮想背面の後方のみに載荷したときの土圧
3.22 改良試行くさび法の考え方
3.23 仮想背面の土圧の水平成分を最大化する理由は
3.24 改良試行くさび法を用いる必要性はあるのか
3.25 右城・中畑法と改良試行くさび法の違い
3.26 盛土面が折れ曲がっているときの壁面摩擦角
3.27 盛土が複雑な形状をしているときの土塊重量の計算法
3.28 かかと版が短いと仮想背面を設定できないか
3.29 かかと版が短いか長いかを判断する基準
3.30 かかと版が短い場合の土圧計算法
3.31 改良試行くさび法は検証されているのか
3.32 地表載荷重があるときの土圧計算
3.33 重力式擁壁では仮想背面を設定できないか
3.34 壁面の傾斜が緩い重力式擁壁の土圧計算法
3.35 たて壁が後方へ傾斜した逆T型擁壁の土圧計算法
3.36 仮想背面の後に土がなければ土圧は働かないか
3.37 切土部の擁壁が地山に近いと計算できない理由は
3.38 もたれ式擁壁が地山に近接するときの土圧計算法
3.39 ブロック積み擁壁の裏込材を考慮した土圧計算法
3.40 水平震度が大きいと土圧が計算できない理由

4章 地盤反力
4.1 置き換え土の下面の地盤反力
4.2 底面が溝状に切り欠けた重力式擁壁の地盤反力計算法
4.3 根入れ部の受働土圧の考え方
4.4 擁壁底面と根入れ地盤の荷重分担について
4.5 段切り基礎の地盤反力の計算法
4.6 置き換え基礎の後へ合力が外れるときの地盤反力
4.7 N値から地盤反力係数を推定する方法
4.8 ブロック積みの鉛直投影面を基礎幅と見なせるか
4.9 もたれ式擁壁の地盤反力計算法

5章 支持力
5.1 道路橋示方書の支持力公式
5.2 支持力係数Nqの計算方法
5.3 荷重の傾斜角が内部摩擦角より大きい場合の支持力係数
5.4 擁壁工指針と道路橋示方書式による支持力の違い
5.5 支持力計算における有効根入れ深さ
5.6 斜面上に施工される基礎の支持力の計算法
5.7 支持力係数が負になることはあるか
5.8 道路標識の支持力計算法
5.9 斜面上基礎の支持力が求まらないのはなぜ
5.10 深さ方向に粘着力が変化する粘性土の支持力
5.11 円弧すべり計算で支持力を求められるだろうか
5.12 支持力の照査は最大地盤反力度か鉛直力か
5.13 荷重の偏心量が負になる場合の有効載荷幅
5.14 底面を傾斜させると支持力が低下しないか
5.15 軟弱地盤の置き換え土の決め方

6章 安定検討
6.1 重力式擁壁で盛土を高くすると安定性が大になる理由
6.2 もたれ式擁壁とブロック積み擁壁の違い
6.3 大型ブロック積み擁壁設計・施工マニュアルの考え方
6.4 大型ブロック積み擁壁の設計に用いる摩擦係数
6.5 転倒の安定性の評価法は適切か
6.6 滑動の安全率を高める方法
6.7 突起を設けた場合の滑動安全率の算定法
6.8 擁壁前面のアスファルト舗装の抵抗力
6.9 示力線法とは
6.10 空石積みの安定検討の方法
6.11 ブロック積み擁壁の控長の根拠
6.12 ブロック積み擁壁の安定検討の方法
6.13 高さが変化するもたれ式擁壁の検討位置
6.14 盛土高一定の状態でブロック積み擁壁を低くできるか
6.15 切土部擁壁の最小部材厚さ
6.16 もたれ式擁壁に底版を付ける必要があるか
6.17 擁壁をアンカーで補強すると不安定になるか
6.18 L型擁壁のたて壁を低くすると安全率が低下する理由
6.19 標準設計を適用したら不安定になった理由
6.20 活荷重の載荷方法
6.21 段切り基礎の転倒検討に用いる底版幅
6.22 人工岩基礎の安定検討は必要か
6.23 擁壁に集中荷重が作用するときの有効長
6.24 集中荷重が作用する片持スラブの有効幅



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