|
淡交別冊
《茶室をつくる》
-茶の湯空間の工夫-
編集・発行:淡交社
定価:1,600円(本体1,524円+税5%)
A4・112p(カラー64p)
  |
茶会や茶事、稽古の場として茶の湯にとって必要な茶室。昨今の住環境を鑑みると、理想の茶室を手に入れることは簡単ではありません。本書はビルやマンションで営まれた例や工夫の数々を紹介。現代の理想の茶室に迫ります。 |
<目次>
・茶の湯の空間
-そのすがたと役割-
茶室とは、茶の湯の用に適うと同時に、そこから茶の湯の心が伝わってこなければならない
文・中村昌生
・茶室を知るためのAtoZ
茶の湯の用に適うためにつくられた茶室空間の、実用的な創面に秘められた意味とは?文・桐浴邦夫
・拝見、茶の湯空間の工夫
「廊下が躙り口」、「こんなところにも収納が」など、茶の湯が楽しくなる様々な工夫を紹介・茶室を設計する
納得のいく茶室を作るための条件とは、結局のところ、どれだけ設計者や職方と心が通じ合える」かが大事
・唐の紙から和の紙へ
〜唐紙の魅力に迫る〜
あえかな明かりに照らされた時にこそ、その美を発揮する 文・石橋郁子
・水屋の構成を考える
茶の湯空間の要として、機能性と意匠性が共存した水屋、「茶室の道場」とも呼ばれる水屋
の構成を考える 文・飯島照仁
・ビル・マンションの茶室
様々な制約を克服して営まれるビル・マンション内の茶室、創意工夫によって生み出された現代の市中の山居に迫る 文・岩崎正弥
[エッセイ]
・ガラスの釘隠しと水屋の引き手 文・山水常雄
・フォトエッセイ 景色つれづれ「無言のままに」 井上隆雄 |
|