季刊誌 住む。2006年春号 第17号-特集:いい家ってなんだろう。-
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![]() 《季刊誌 住む。2006年春号 第17号》 -特集:いい家ってなんだろう。- 編集・発行:泰文館 発売:農山漁村文化協会 定価:1,200円(本体1,143円+税5%) A4変型平綴じ ![]() 季刊 住む。バックナンバー |
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<目次> いい家ってなんだろうの解は一つではない。 家の本質、ありようを考えることから、始めたい。 その地に根づき、住み手に育てられ、ずっとそこにある家。 時間の価値をいま改めて見直します。 ●静かな、美しい家。(神奈川県・鎌倉) 古都鎌倉の住宅地に建つ正五角形の家。凛とした佇まいの白い家は、さまざまな自然の気配を映し、日々の暮らしをやさしく包みこむ。 ●地域性が生きる家。(香川県・さぬき) 四国の山の木を生かす、新しい架構。伝統構法を基本にした木構造で、壁は同じく四国の白漆喰。8年を経て、暮らしの都合で、増築もし、木や土の色は落ち着きを増した。 ●三十三年目の棲み家。(東京都・東村山) 1973年、東京郊外。愛する人と住むための家を、壊される家の材料を集め、仲間の手を借りて自力建設した建築家の青年がいた。改修を重ね、それから33年が経った。 実用講座 知的セルフビルドのすすめ。 いつからか家は「買うもの」になってしまった。住み手が自分の手に「家づくり」を取り戻し、自分の意志と考えで家を建てる自由を得る。家づくりの「知」の部分を鍛える、知的セルフビルドという考え方。 ●僕たちのハーフビルド、進行中 (栃木県・那須高原) 特集 誠実なデザイン。 暮らしのための道具は、機能的で使いやすく、シンプルで美しくあってほしい。人とものをつなぐデザインの誠実を求めて。 ●バウハウスに学ぶ、良質な日用品。 近代デザインに多大な影響を及ぼしたドイツのバウハウスを知っていますか。いまでも日本で手に入る日用品を取り上げながら、彼らが目指したもの、これからの暮らしを見据えた視点に焦点を当て、ご紹介します。 ●シェーカー様式に学ぶ、「手で考える」かたち。 18世紀後半から19世紀にかけて、シェーカー教徒が自ら使うために作りあげた生活具の簡素で端正な美しさは、時代を超えて今も多くの人を惹きつけます。 ●日々の暮らしを、心地よくするもの。 特別企画 中村好文と8人のクリエーターが「ありそうで、なかったもの」をつくった。 赤木明登・塗師<座卓> 小泉誠・家具デザイナー<家具> 坂田敏子・デザイナー<小棚> 高橋みどり・スタイリスト<箱膳> 山口信博・グラフィックデザイナー<ステッキ> 中村好文・建築家<ベンチ> 前川秀樹・アーティスト<家具> 三谷龍二・工芸家<火鉢> 永見眞一・家具デザイナー<簪(かんざし)> 連載 Made in Poetry[17] 長田弘(詩人) クロッカスの季節 暮らしの絵日記[17] 大橋歩 うちのトイレ事情 僕の生活散歩[17] 三谷龍二(木工デザイナー) 箸 どこかにある[13] 原研哉 蛸唐草手洗い鉢の顛末 「美しいものってなんだろう」[16] 赤木明登 邂逅 住まいの素材講座[6] 野池政宏 塗料 家をつくるなら、近くの山の木で[16] 治水の森林と生きる、木組みの技術。 森里海物語[2] 小池一三 新潟県長岡市摂田屋 街歩き術[1] 降旗千賀子 旧道が語る、街の記憶 東京・中野 風土倶楽部のおすそ分け[1] 朝田くに子 健やかなお茶 エネルギー探偵の時事談義[17] 槌屋治紀(エネルギー研究所所長) 住宅用燃料電池 センス・オブ・プロポーション[17] 畦上圭子 アスベスト禍の後にあるもの 怠けるヒント[4] 松山巖 法律を崩すのは法律である。 |
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