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《建築半丈記》
−建築史家よもやま話−
著:永井規男
発行:学芸出版社
定価:1,680円(本体1,600円+税5%)
四六・176p
4-7615-1210-5
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寺院・古民家の調査、修理、移築を多数手がけたベテラン研究者による洒脱な建築エッセイ。専門の古建築のことをメインに、話題はまちへ、民俗へと広がり、時にはまじめに世相を切ることも。建築史家ならではの発想やウンチクに感嘆させられたり、風刺のきいた洒落にニヤリとさせられたりと、軽快で上質な現代版方丈記である。 |
<目次>
1章 人と栖と
玄関、今は昔
階段の怪談
屋根裏の誘惑
前略、屋根の上から
塀の中
炉辺談義
トイレジェンダー論
将軍の貰い風呂
寒話休題
寝相究明
蚊帳と熱帯夜
俄百姓のキュウリ栽培
男、三階に家なし
猫と建築 2章 犬も歩けば
地図の夢旅行
しゃがむ遺伝子
当世大学前商店街 |
パッセジャータ
サイクっていこう
民家調査奇談
車中でシネマ都市論
異説町家考
淀川、右往左往
三都物語
3章 西の民、東の民
西のトガ、東のツガ
粋な材木
木の民、土の民
壁か柱か
建築の贋物作り
アパッチ砦の復原
天までとどけ
イスラミック・グローバリズム
世の中不便になりました
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