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《イタリア十六世紀の建築》
著:コーリン・ロウ&レオン・ザトコウスキ
訳:稲川直樹
発行:六耀社
定価:5,040円(本体4,800円+税5%)
A5・336p
4-89737-554-1
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コーリン・ロウが最後に残した、最も重要な著作のひとつ。伝説の名講義、ここに蘇る!ルネサンスやマニエリスムの時代の16世紀(チンクエチェント)のイタリアの建築・芸術・都市。それを体験するおもしろさと,その卓越性がロウの拡張高い文章から浮かび上がる。 |
<著者>
・コーリン・ロウ (1920-99)
二十世紀で最も重要な建築史・建築設計の教育者の一人。ロンドン大学ヴァーブルク研究所にて学び、アメリカ、コーネル大学教授として二十八年間教鞭をとる。近代建築を観念の歴史と関連づけた一連の論考で名声を得た。1920年代のル・コルビュジエの作品が歴史上の実例とりわけパッラディオのヴィッラから深い影響を受けていることを認知した最初の人物である。ロウがしばしば行った十六世紀のイタリア建築に関する名講義は語り草となり、学生の筆記録は建築関係者の間で回覧された。論文・著書に「理想的ヴィッラの数学」「マニエリスムと近代建築」、『コラージュ・シティ』(共著)など。
・レオン・ザトコウスキ
ミネソタ大学建築学部教授。コーネル大学にてコーリン・ロウに学ぶ。ハーヴァード大学で博士号取得。著書に『Giorgio
Vasari:Architect and Courtier』など。 |
<訳者>
稲川直樹
中部大学工学部建築学科助教授(建築史)。訳書に、アルナルド・ブルスキ『ブラマンテ』中央公論美術出版2002(ピーコ・デッラ・ミランドラ賞
2003)、著著に『ジュゼッペ・テッラーニ』(共著)INAX出版1998など。 |
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