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《三都建築散歩 大阪、京都、神戸》
編集・執筆:矢部智子
写真:清水奈緒
発行:ブルース・インターアクションズ
定価:1,890円(本体1,800円+税5%)
131p21cm
4-86020-154-X
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新しい建築の楽しみ方を提案したケンチクサンポ・シリーズ第2弾!
旅するようにめぐりたい、三都のケンチクの歩き方。本書のテーマは「旅をしたくなる建築」です。著者が15歳からの約10年を過ごし、熟知しているつもりがいざ改めて歩いてみると知らなかった建築や、身近すぎて気づかなかった風景を、はじめて目にするかのような瑞々しい視線で捉えた大阪、京都、神戸。そんな著者の想いや再発見の意味もこめて、本書では、あえて関西と呼ばず「三都」とタイトルをつけました。ふらりと立ち寄りたい、あるいはそこに訪れるために旅したい。三都には、そんなふうに思える建築がたくさんあります。
本書では、それらの建築を「風を感じるところ」「歴史が語りかけるところ」「未知の風景に出会うところ」「新旧の建物が響きあうところ」「新しい気持ちになれるところ」のカテゴリーに分けてナビゲートします。空を散歩することのできるビル、建物のなかに森のある図書館など、そこに行くために旅したくなるような建築のある場所。ページをめくりながら、ゆっくりと建築の、そして旅することの楽しさを感じてください。関西の建築を再発見できる本書は、関西を旅したいと思っている人はもちろん、関西になじみ深い人にもおすすめです。「こんなところがあったのか!」という驚きとともに、大阪、京都、神戸という街の魅力をお伝えします。 |
<目次>
【歴史が語りかけるところ】
●ヨドコウ迎賓館
●日本基督教団大阪教会...etc.
【未知の風景に出会うところ】
●国立国会図書館関西館
●なにわの海の時空館...etc.
【新旧の建物が響きあうところ】
●アサヒビール大山崎山荘美術館
●東本願寺参拝接待所(高松伸)...etc.
【新しい気持ちになれるところ】
●光の教会
●スキュルチュール江坂...etc.
【インタビュー】
●平松剛(『光の教会 安藤忠雄の現場』)
●柴崎友香(作家『きょうのできごと』ほか)
●伊達伸明(建築物ウクレレ化保存計画)
●ベルリンブックス(古書店)
【三都のタワー】
●太陽の塔
●神戸ポートタワー
●通天閣
●京都タワー
【記憶のなかの建築】
●旧阪急梅田駅コンコース
●紙の教会
●琵琶湖疎水
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《TOKYO KENCHIKU SAMPO》
著:矢部智子
発行:ブルース・インターアクションズ
定価:1890円(本体1,800円+税5%)A5
4-86020-089-6
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今、東京には、新しいものから古いものまで、さまざまな魅力的なケンチクがあります。たくさんの人々の記憶がしみついた、歴史ある名建築。建築家がその知を結集してつくり出した、気持ちのよい現代建築。そのなかから美しく、心地よく、しかも誰もが訪れることのできる25のケンチクをご紹介します。ムツカしいことはひとまず置いといて、とりあえずその空間に足を踏み入れてみて。「うわー」とか「すげえっ」って思ったら、それがケンチクとの出会いの第一歩だから。(まえがきより抜粋) |
<目次>
■たとえばこんな場所をご紹介…
【光があふれるところ】
東京日仏学院(新宿区)
メゾンエルメス(中央区)
国際子ども図書館(台東区)…ほか
【静けさを感じるところ】
東京カテドラル聖マリア大聖堂(文京区)
自由学園明日館(豊島区)
前川國男邸(小金井市)…ほか
【眺めのいいところ】
東京国際フォーラム(千代田区)
東京シティビュー(港区)
銀座スカイラウンジ(千代田区)…ほか
【タイムトリップできるところ】
岡本太郎記念館(港区)
日本科学未来館(江東区)
駒沢オリンピック公園(世田谷区)…ほか
【水の音が聞こえるところ】
葛西臨海公園クリスタルビュー(江戸川区)
目黒区総合庁舎(目黒区)
朝倉彫塑館(台東区)…ほか
■REVIEW/INTERVIEW:私の好きな空間
KIKI(モデル)、須田悦弘(現代美術家)、江口宏志(ユトレヒト)、山本祐布子(イラストレーター)、love
the life(空間デザイナー)
■FILE:この本に登場する建築家11人の人としごと
掲載する建築の設計者を中心に、著名な建築家のプロフィール紹介。
板倉準三、レンゾ・ピアノ、芦原義信ほか
■COLUMN:もっと知りたい建築
・ケンチクの歩き方(イラストつき)
・知っているとちょっとうれしいケンチクの言葉(用語)
・同潤会アパートのこと
・ケンチクブックサンポ(読んで&見て楽しい建築書、絵本などご紹介)
■便利な東京建築MAPつき!
写真がとれる場所、カフェがある場所がマーク表示でひとめでわかります。
編集・矢部智子/写真・宮坂恵津子 |
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