HP内の目次へ・検索もできます! NEXT21-その設計スピリッツと居住実験10年の全貌-

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京都発大龍堂:メールマガジン通巻3857号

《NEXT21》
-その設計スピリッツと
居住実験10年の全貌-

編著:『NEXT21』編集委員会
発行:大阪ガス
発売:エクスナレッジ
定価:3,360円(本体3,200円+税5%)
287p22×22cm
4-7678-0491-4
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大阪ガス株式会社(社長:芝野博文)は、平成5年10月に竣工した実験集合住宅「NEXT21」における10年間の居住実験(第1フェーズ5年間、第2フェーズ5年間)を平成17年3月に終えました。その成果をまとめた書籍※1を12月1日に発刊します。
「NEXT21」は、21世紀の都市部における集合住宅のあり方を提案することを目的として建設した実験集合住宅です。5年ごとに違う当社の社員16家族が実際に居住して、平成6年4月から「ゆとりある生活と省エネルギー・環境保全の両立」をテーマとする第1フェーズ実験を、また、平成12年4月からは「地球環境と人の暮らしへの配慮」をテーマにした第2フェーズ実験を行ってきました。 「NEXT21」は竣工以来、日本建築学会作品選奨(日本建築学会主催)など13の受賞をはじめ、約600件の新聞や雑誌などへの掲載、外国からのお客さまも含めて3万人を超える見学者の来場など国内外から高い評価をいただいています。

「NEXT21」では、
1. 省エネルギーと快適な生活の両立
2. 市街地における“共生環境”の創出および環境負荷の低減
3. 快適な居住空間とコミュニティの形成が可能な建築・設備の開発
4. 21世紀の魅力あるライフスタイルを実現する住宅モデルの提案
5. フレキシブルな住宅づくりを可能にする設備・配管システムの開発の5つのテーマを柱に、近未来の都市型集合住宅に必要なハード・ソフトの実験を行ってきました。

この10年の成果としては、住棟全体のエネルギーの30%削減や、都会での建物緑化によるヒートアイランドの抑制効果として約5℃の低減効果を実証するなど、近年の環境共生住宅の実例モデルとなっています。また、躯体住戸分離方式の有効性を検証するためのリフォーム実験をはじめとし、10年間に渡って入居者が実際に居住した住宅で、約70種類の研究を行った事例は、国内外にも例のない規模のものといえます。 今後とも、当社からの情報発信や様々な分野の方とのコラボレーションにより、「NEXT21」での数々の実証事例やノウハウを国内外における住宅、住宅にまつわるエネルギー・設備などの中で活かしていただけるよう積極的に取組んでいきます。[大阪ガス]



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