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村野藤吾建築設計図展カタログ 1巻〜6巻 村野藤吾建築設計図展カタログ 8巻 |
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![]() 『村野藤吾建築設計図展カタログ7』 編集:村野藤吾の設計研究会 発行:京都工芸繊維大学美術工芸資料館 定価:2,000円(本体1,905円+税5%) ![]() |
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第7回村野藤吾建築設計図展は、「村野藤吾と公共建築」をテーマとしている。戦前に「民衆」をテーマとしながら多くの商業建築を設計した村野は、第2次世界大戦後、多くの公共建築の設計に携わっている。そこには、村野の「公共」への意識が読み取れるはずである。村野にとっての公共性とはどのようなものだったのか。またそれをどのように形象化したのか。横浜市庁舎や尼崎市庁舎、宝塚市庁舎のほか、米子市公会堂、小倉市中央公民館、八幡中央公民館など、戦後の公共建築10作品を選び、多比良敏雄の写真とあわせて、その図面やスケッチを紹介する。 | |
<目次> ごあいさつ 追悼文 − スナップ写真の向こう側:村野永 追悼 村野漾氏:竹内次男 庁舎という稜線:石田潤一郎 公共性をめぐって:西村征一郎 公民館の時代:竹内次男 作品図版 1.八幡市立図書館(1957) 鉱滓レンガの時代:砂野秀裕 2.幻の京都会館コンペ案(1957) 日本近代建築の伝統表現をめぐって:松隈洋 3.米子市公会堂(1958) 米子市公会堂:福原和則 米子市公会堂 現状レポート:大平滋彦 米子市公会堂について−フレージングとアーティキュレーション−:奥藤圭造 4.八幡中央公民館(1958) 公共という「型」へ −都市・教育・建築−:安達英俊 5.小倉市中央公民館(1959) 市民文化の象徴・公民館建築への挑戦 −村野作品の非象徴性−:西島業士 6.横浜市庁舎(1959) 横浜市庁舎−庁舎建築のスタンダードに挑む−:中川理 7.尼崎市庁舎(1962) 村野藤吾の公共性 −尼崎市庁舎におけるその形象化−:笠原一人 8.日本道路公団 名神高速道路 栗東・大津・京都・茨木(1963) 日本で最初のサービスステーション −名神高速道路大津レストハウス−:川畑博美 9.愛知県森林公園センター(1965) 自然を憩う市民スポーツサロンとして:上林功 10.宝塚市庁舎(1980) 武庫川流域の景観になじむシティホール −宝塚市庁舎−:山田雄祐 宝塚市庁舎における発注者サイドからみた村野のものづくり:神戸嘉也 村野藤吾と公共建築に関する年表 インタビュー 高橋?一氏に聞く「村野藤吾と現代ものづくり」 聞き手:松隈洋 村野藤吾 公共建築作品マップ 図面リスト 謝辞 |
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