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《公共工事品確法と総合評価方式》
−条文解説とQ&A 50問−
監修:自民党・
公共工事品質確保に関する議員連盟
(会長・古賀誠衆院議員)
編著:公共工事の品質を考える会
定価:1,890円(本体1,800円+税5%
)A5・248p
発行:日刊建設工業新聞社
発売:相模書房
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●大転換期を迎えた公共工事の入札制度、法律の趣旨を理解しなければ受注競争に負けてしまう!
公共工事の入札制度はいま、転換期を迎えている。度重なる談合事件などを踏まえ、入札方式の主流は指名競争入札から一般競争入札に変わりつつある。ただ、一般競争入札の導入は透明性や競争性などが確保できる半面、不良不適格業者の参入や、ダンピング受注などを容易にさせ、工事の品質低下などが懸念されている。
05年4月1日に施行された「公共工事の品質確保の促進に関する法律」(公共工事品確法)は、公共工事の品質確保の観点から、入札制度や発注者の体制などについて規定したものだ。議員立法で制定された同法は、まじめな建設業者を適正に評価するため、従来の価格競争のみの入札方式を改め、価格と品質(企業の技術力)などを総合的に評価して落札者を決定することを打ち出している。
本書は、同法制定に奔走した自民党の「公共工事品質確保に関する議員連盟」の活動経緯を振り返るとともに、条文を解説することで、同法に込められた趣旨を分かりやすくまとめたものである。同法の今後の運用方法などを理解してもらうため、Q&A50問(法律・基本方針編29問、総合評価方式編21問)も設けている。 |
<目次>
巻頭インタビュー
議連・衆議院議員 古賀 誠氏
議連・衆議院議員 岸田 文雄氏
議連・衆議院議員 脇 雅史氏
第1章 公共工事品確法の経緯
第2章
(1)法律の条文解説
(2)政府が閣議決定した「公共工事の品質確保の促進に関する施策を総合的
に推進するための基本的な方針について」全文
第3章 品確法のQ&A
法律・基本方針編
総合評価方式編
第4章 参考資料
国土交通省直轄工事における品質確保促進ガイドライン(全文) |
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