HP内の目次へ・検索もできます! 集客のカギは「時の環境」にあり-ゲンゴ的空間デザイン論-

3808号      3810号


京都発大龍堂:メールマガジン通巻3809号


《集客のカギは「時の環境」にあり》
-ゲンゴ的空間デザイン論-

著:玄子邦治
発行:日経BP企画
定価:1,575円(本体1,500円+税5%)
198p19cm
4-86130-135-1
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決して奇抜さを狙うのではなく、独自の「逆転の発想」で多くの業態変革を成し遂げてきた数々の実績=実例を紹介。かねて漫然と建築されていた「ラブホテル」を新業態の「レジャーホテル」に変えた著者・玄子邦治(げんご・くにはる)氏が自ら書き下ろした集客のための空間デザイン論です。ラブホテルだけでなく、著者は1980年代に一大ブームを巻き起こした「プールバー」、現在も盛況の「キャバクラ」などの仕掛け人としても活躍しています。
第1章で著者はラブホテルなどの施設オーナーに厳しい言葉を投げ掛け、第2章で独自のデザイン論を分かりやすく説き起こします。続く第3章では実際に業態変革を起こした数々のデザインを紹介、第4章で自らの考え方を形成してきた「私の原点」を明らかにし、第5章でこれからのデザインのあり方を総合的に論じています。
本書全体を通じて、著者が決して奇抜さを狙うのでなく、「逆転の発想」で多くの業態変革を成し遂げてきた思考過程が、数々の実績=実例をもとに紹介されています。あらゆる形態の集客施設を持つオーナー、また若き起業家(オーナー予備軍)の方々には成功のための必読書となるでしょう。併せて、若きデザイナーに対しても、熱いデザイン論をお伝えしています。
<目次>
【第1章】間違いだらけのオーナー様へ―――9
「ラブホテル」との出会い―――10
脱皮できない「しょせんはラブホテル」―――12
求められるのは日常のなかの非日常―――14
ラブホテルにリゾートを―――17
コンセプトとはオーナーの「思いつき」ではない―――19
高額イコール高級ではない―――21
女性の視点を最優先すること―――24
建築の基本様式は絶対に無視できない―――26
魚釣りで考えてみよう―――29
コンセプトのない真似では意味はない―――32
「儲けたいだけ」の限界―――35
経済力が勝利の第一条件ではない時代―――38
レジャーホテルに不可能な土地はない―――40
【第2章】私のデザイン論―――43
デザインとは何か―――44
デザイナーは未来をつくる―――48
アーティストには一切の制約がない―――50
デザイナーは「職業」である―――52
すべてが資格で縛られた縦割りの日本―――54
専門バカを生む日本の土壌―――56
基礎がないからデザインが無防備になる―――59
アメリカに「思考」という牙を抜かれた日本―――63
まずは「思考しない自分」に気づくこと―――64
映画と料理から学ぶ総合判断力―――68
三次元空間に身を置くとデザインも動画になる―――72
「時の環境」を読んだ商品が勝利をつかむ―――74
大切なのは良い食事と良い排便―――76
生きている実感―――78
【第3章】変革を起こしたデザイン―――81
 [I]レジャーホテル―――82
タイムトンネル機能―――84
駐車場から歩いてもらう―――86
上品なピンクと淫靡なだけのピンク―――88
ラブホテルの象徴「ベッドヘッド」を取る―――89
なぜ窓を戸板で閉ざすのか―――92
作り付けから置き家具へ―――93
間接照明が効果を上げる―――94
カピカピの握り寿司からの脱却―――96
奇抜なだけでは変革には至らない―――98
いち早く「アジア」をキャッチ―――101
デザインの神は細部に宿る―――102
盗難防止の秘訣教えます―――104
業態変革はユーザーの求めた結果―――106
 [II]カーディーラー―――108
意味のある小物としての白馬―――109
カフェ「カーボーイ」との相乗効果―――111
車を売るのでなく、カーライフを売る―――114
 [III]プールバー―――115
こぼされてもええやないか―――117
 [IV]ゲームセンター―――120
 [V]キャバクラ―――124
       業態変革に終わりなし―――128
【第4章】私の原点―――133
絵のパワーに触れる―――134
デッサンは見るのが九割、描くのは一割―――136
いやいやながらパリへ―――138
日本に帰りたい……―――141
パリで三食マクドナルド生活―――143
パリを拠点に全ヨーロッパへ―――145
奇抜ではないフランス人のデザイン―――148
「効率が良い」のは「良い」ことか―――150
世界の広さを知った強さ―――154
【第5章】本当の豊かさを目指して―――157
マーカーとの闘い―――158
就職活動から仕事の受注へ―――160
恐さ知らずの若者たち―――164
その瞬間でしかできないことがある―――167
デザイナーにとって無知は犯罪―――170
昼食の決定もマーケティングである―――171
現状打破は「思考」からしか生まれない―――173
人間いつかは倒れるのだから―――176
彼女のいない男はデザイナーにはなれない―――178
逆転の発想―――181
これからのレジャーホテル業界―――183
経済効果プラスアルファを目指す―――190
本当の「豊かさ」とは何か―――193
あとがき―――196



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