<幼児のための環境デザイン_園舎・園庭を考える_>


京都発大龍堂:メール マガジン通巻 439号

 





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≪幼児のための環境デザイン≫
_園舎・園庭を考える_

著者:仙田 満
発行:世界文化社
定価:本体価格5,800円+税
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<目次>
1 理念と空間/2 環境と調和する園舎の外観
3 園舎の構造/4 行動と廊下/5 色について
6 園舎の床/7 扉と窓/8 おいしく食べられる場
9 階段と舞台/10内と外の間/11遊具/12園庭
13森と小川/14プレイ八ウスのすすめ
15東京とソウルとミュンヘン/16こどもの場所
17お母きんとお父さんの場所/18保育者のための空間


<はじめに>
●空間のカを考えよう
空間や物には力がある。こどもでも大人でも好きな形があり、好きな色があり、好きな食べ物がある。その好き≠フ形成には小さなこどもの時の体験による影響が大きい。こどもが育つ環境に空間のカが必要である。良い空間は良いこどもをのびやかに育てるカがある。良い空間には友達と仲良くでき、社会性を持つこどもを育てる力がある。保育者も保護者もこどものまわりにいる多くの大人達は良い空間、良い環境をこどものために整備しなければならない。

●創造性を育む
小さなこども達の行動を決めるのはもちろん大人という存在であるが、それにもまして物的な環境はこども達に多くの影響を与える。こども達は大人のように頭で考え、行動しない。それまでの知識によつて行動しない。こども達は環境によつて直接的に学ぶのである。直接的に行動する。こどもにとって環境の差はとても大きい。その能力を開発させ、行動させるカを環境が持っているからである。動物学者のデズモンド・モリスは「あそびは創造性の開発をボーナスとしてもたらす」と言っている。彼はその仮説を若いチンパンジーにイスを与えた時のチンパンジーの行動から導いている。こどもにとって環境とはそのイスのようなものなのである。こども達はその環境からあそびや創造性を開発するのである。[仙田 満]