素顔の大建築家たち 1.2


京都発大龍堂:メール マガジン通巻 389号

建築作品を鑑賞する時に大事なのはその人物像と作家の思想そして歴史的背景である。
君も明日から本当の建築家になろう、ここで河野通祐氏_(著書:蚯蚓のつぶやき−無名建築家の生涯−の言葉をかりるなら<建築家というのはープロフェション作家の人格に与えられる称号である>と説くこの言葉の意味する解答の一部がここある。また一度、<蚯蚓のつぶやき>もひも解いてほしい。(yy)


≪素顔の大建築家たち 1≫
企画/監修:日本建築家協会
本体価格:2,300円
272頁 A4
発行:建築資料研究社

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≪素顔の大建築家たち 2≫
企画/監修:日本建築家協会
本体価格:2,300円
)280頁 A4
発行:建築資料研究社

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吉阪隆正、大江宏、アントニン・レーモンド、今井兼次、坂倉準三、堀口捨己、村野藤吾 谷口吉郎、
池辺陽、竹腰健造、久米権九郎、佐藤武夫、吉田五十八、吉村順三、前川國男
「建築家」という烈しい生き方が会った。20世紀、時代と格闘した15人の大建築家たち。彼らの残した偉業と、そのあまりにも人間的な素顔とを、いま弟子たちが率直にかたる。写真,資料が多数収録されている.
<目次>
先輩たちからの贈り物
建築の言葉 塚本由晴
まえがき 中田準一
素顔の大建築家たち・関係年表
素顔の大建築家たち・関連事項

谷口吉郎
 日本的な美学を現代建築に吸収する 杉本俊多
 とらえがたい心の奥を建築にした人 由良滋
 弟子の見た造形詩人・谷口吉郎/藤村記念堂/感性を磨く/研究室での谷口先生/谷口吉郎建築散歩道/明治村/記念碑散歩/建築に「心」を与える触媒作用とは?
 建築の形式の中に「こころ」をどう見つけるか 由良滋+杉本俊多
 谷口がベルリンで見たもの/縦長連続窓が意味するものは?/インターナショナル・スタイルだけでは物足りない/タウトの影響

池辺陽
 評論でも鋭かった建築家・池辺陽 佐々木宏
 建築家・池辺陽が消えた?/真っ正面からぶつかっていく人/あまりにも鋭く本質に迫る
 システマチックな感覚と人間的魅力 中原暢子
 今までと違う材料で、もっと良い建築を!/「失敗するから成功することもある」
 パラドックスを生きた建築家 難波和彦
 「建築」から飛び出し、三度目の転換へ/戦後モダニズムとのオーバーラップ
 作曲家的建築家を志す 佐々木宏+中原暢子+難波和彦
 アルミサッシュの取り組み/建築材料は一番新しい情報/ワッと変わった住宅の形/「ガマ」が「GMモデュール」に/作曲家的建築家と演奏家的建築家/ディテールに対する独特のこだわり/池辺が関心をもった先輩建築家は?

竹腰健造
 大財閥営繕部から日建設計へ至るキーパーソン 石田潤一郎
 俊英を集めて住友営繕部スタート/住友ビル完成、長谷部竹腰建築事務所設立へ/日本建設産業、そして日建設計工務へ/辣腕家であって事業家、そして一流の趣味人
 「建築士」という職業に高い誇りをもっていた人 志保井正夫+石田潤一郎
 うらやましいくらいの建築人生/イギリスの建築士はサーという敬語をつけて呼ばれる、ミスターなんて言わないんだ/怖かった竹腰さん/規格を守り、無駄をしないように

久米権九郎
 使い手にとっての「グッドテイスト」を追求する 櫻井清
 個性的な風貌と人柄/父・久米民之助/留学、そして建築家としてのスタート/久米式耐震木構造/ブルーノ・タウトとの交流/中国大陸での活動と戦後ゼロからの再出発/集合住宅の設計本格化と事務所の成長/久米権九郎が残してくれたもの
 クライアントに恵まれ、質の良い堅実な建築をめざす 櫻井清+馬場璋造
 営業という言葉はいやだと言って企画部に/「目立ちたがり屋のデザインをしてはいけない」/日本建築の一面をつくつた留学経験/タウトも悩んだ設計料の問題

佐藤武夫
 プロの建築家は臨床医のようなものである 佐々木群
 大隈講堂設計を機に音響設計を手がける/「独創と独善の境目のことをしきりに考えます」
 歴史を知る人の奥ゆかしさをもった建築家 長谷川堯
 芸術家タイプ、しかしクールで論理的/「臆病さ」は建築の歴史を知っている者の矜持
 人間本位、使用者本位の建築を目指す 佐々木群+長谷川堯
 佐藤武夫の作品紹介/研究者としての佐藤武夫/反抗しても、いつのまにか納得させられていた/亡き後も組織を育てた教育者的側面

吉田五十八
 伝統の新たなる行き先を追い求める 今里隆+野村加根夫+黒沢隆
 数寄屋によって新しい日本建築を創造した人/「古い日本建築をぶちこわして新しい吉田流数寄屋をつくるんだ」/仕事の進め方、施主との射ち合わせ方/「名工がいたから、私は新しいことができた」/新しい材料をすぐに取り入れる/施主の注文をよく聞き、自分のデザインを一つ入れる/堀口、村野、谷口との違い/
 独自の日本建築をつくることが世界の目を日本に向けさせる/民家風とチューダー調をミックスさせる

吉村順三
 図面じゃないんだ、できたものなんだよ、建築というものは
 奥村昭雄+内井昭蔵
 真夜中のミサと吉村順三/残された建築図面約三万四千枚をCDに収録/吉村式便器?/設計の方法/
 「自分の良心が許さない」と新宮殿の設計を辞退/「気持ちがいい」ということの中には温度も、光や風、湿り気も含まれている
 [再録] 建築と設計 私はなぜ新宮殿の設計から手を引くか 吉村順三
 一貫性こそ設計の生命/日本建築のよさ/新宮殿のプラン/ルール確立のために

前川國男
 コルビュジェの建築にいつも反発していた 仲邑孔一+布野修司
 「ただ誠実に全環境に目を注げ」/弘前での前川國男と勾配屋根/フラットルーフへの執着/もう一度どうしてもやりたかったホール建築/前川建築の真髄に触れた出来事/前川さんがスタッフに求めたものは?/コルビュジェとは違う前川流近代建築