風と建築

2259号      2261号


京都発大龍堂:通巻2260号

風と建築 展

《風と建築》
_Wind and Architecture_

著者:市川健夫、青山高義、富田玲子
安藤邦廣、市居博、加藤信介
編集・発行:INAX出版
定価:[本体1,500円+税] 円
21×21cm71p
4-87275-827-7
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風に対処するために生まれた建築の技術や、長いあいだに培われた風とつきあう知恵や工夫。風と風土とすまいとの深い関わりを探る。INAXギャラリーでの展覧会と併せて刊行。
<目次>
世界の風
日本の風土と風の文化誌
< 写真構成 >
風・風土・すまい・・・撮影:西山芳一
家屋や人を吹き飛ばし火災を起こすフェーン風
---砺波平野の「屋敷林」(富山県)
「波の花」が乱舞する冬の季節風
---富来の「窓のない家」(石川県)
無気味な虎落音が響く日本海の烈風
---上大沢・大沢の「間垣」(石川県)
一年中吹きすさぶ大平洋の潮流
---室戸岬周辺の「水切り瓦」と「石ぐろ」(高知県)
台風の猛威と強烈な日ざし
---「漆喰固めの屋根」と「珊瑚の石垣」(沖縄県)
風の小窓
風がつくるすまいの景観---青山高義
風の造形---世界のすまい
< 現代の建築と風 >
1.風が感じられない建築は五感を鈍くする---富田玲子
2.置屋根と越屋根 風通しの基本は屋根に始まる---安藤邦廣
3.冬の冷たい風も感じて暮らしたい---市居博
快適な風環境を科学する---加藤信介
執筆者紹介