村野藤吾建築設計図展カタログ 1巻 2巻 3巻 4巻 5巻 6巻

2247号      2250号


京都発大龍堂:通巻2249号

村野藤吾建築設計図展・建設通信新聞記事
村野藤吾建築設計図展・朝日新聞記事
村野藤吾建築設計図展カタログ 7巻
『村野藤吾建築設計図展カタログ 1』

編集・発行:
京都工芸繊維大学美術工芸資料館
村野藤吾の設計研究会

定価:
2000円(税込)
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1999年11月に京都工芸繊維大学で開催された記念すべき第1回の「村野藤吾建築設計図展」の図録。1920年代から60年代までの作品の中から主要な28作品を取り上げ、その図面やスケッチ類を収録している。図面やスケッチには、いたるところに村野の手の痕跡を読み取れる。村野の思考の過程や「かたち」が創造される瞬間に立ち会うことができる。
<目次>
ごあいさつ:山内陸平
村野藤吾の遺したもの:西村征一郎
村野藤吾の設計研究<その1> −松寿荘の場合−:桑原年弘
村野藤吾の設計研究<その2> −住宅作品における平面構成−:森本順子
村野藤吾の設計研究<その3> −アプローチ空間を通して−:近藤努
村野藤吾の設計研究<その4> −大阪十合百貨店における心斎橋筋側の顧
客誘導について−:内田雅章
綿業会館 −渡邊節と村野藤吾−:安達英俊
現場サイドから見た村野藤吾先生:神戸嘉也
私の中の村野藤吾:東野忠雄
現代建築と村野藤吾:桑原年弘
<作品図版>
1.渡邊節建築事務所時代の習作・草案(1929年以前)
2.南大阪教会 1928
3.キャバレー・アカダマ 1938
4.ドイツ文化研究所 1935
5.大阪そごう百貨店 1935
6.宇部市民館(渡辺翁記念館) 1937
7.横須賀海軍施設(C.1942)
8.艤装[大阪商船アルゼンチナ丸、ブラジル丸・・・] 1938
9.宇部の工場(宇部油化工業) 1940〜
10.宇部図書館 1949
11.京都公楽館 1949
12.藤川画廊 1935
13.広島平和記念聖堂/世界平和記念聖堂 1953
14.(大阪・心斎橋)プランタン 1956
15.(有楽町)そごう・読売会館 1957
16.米子市公会堂 1958
17.大阪新歌舞伎座 1958
18.指月亭(北側邸・数奇屋造りの家) 1959
19.出光興産(大阪)谷町給油所 1960
20.日本生命日比谷ビル(日生劇場)
21.宝塚カソリック教会 1966
22.西宮トラピスチヌ修道院 1969
23.箱根樹木園休憩所 1971
24.小山敬三美術館 1975
25.松寿荘 1979
26.谷村美術館(澤田政廣作品展示館) 1983
27.三養荘 1989(設計:1981〜86)
28.村野・森建築事務所(大阪・阿倍野) 1966
村野藤吾建築図面受け入れ並びに整理経緯を巡って:竹内次男
村野藤吾建築図面リスト−A(既蔵)
村野藤吾建築図面リスト−B (整理・調査中)

『村野藤吾建築設計図展カタログ 2』

編集・発行:
京都工芸繊維大学美術工芸資料館
村野藤吾の設計研究会

定価:
2000円(税込)
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2000年12月に開催された第2回の「村野藤吾建築設計図展」の図録。「広島世界平和記念聖堂」と「日本ルーテル神学大学(現・ルーテル学院大学)」の2作品だけが取り上げられている。これらの作品を丁寧に見たい人にはおすすめの1冊。いずれも宗教的な施設であり、晩年洗礼を受けキリスト教の信者となる、村野のキリスト教への関心を垣間見ることができる。
<目次>
ごあいさつ:日向進
村野建築の持続性:西村征一郎
村野藤吾の位置付けをめぐって:福田晴虔
三浦模型を訪ねて:東野忠雄
村野藤吾の外部空間:重森千
宇部市渡辺翁記念館:中原文雄
神につつまれる家 −「日本ルーテル神学大学」を体感して−:大平滋彦
世界平和記念聖堂を見学して:福原和則/川畑博美
村野先生の"ものづくりのシーン"から学ぶ:神戸嘉也
1999年シンポジウムの記録:川畑博美
村野藤吾の設計研究 −新高輪プリンスホテルの外部領域との境界について−:
藤原芳寿
<作品図版>
1.広島世界平和記念聖堂(1953)
2.日本ルーテル神学大学(1969)
インタビュー(聞き手:松隈洋)
村野藤吾と私 −建築家・内藤廣氏に聞く−
「広島世界平和記念聖堂」と「日本ルーテル神学大学」の図面等を巡って:竹内次男
図面リスト

『村野藤吾建築設計図展カタログ 3』

編集・発行:
京都工芸繊維大学美術工芸資料館
村野藤吾の設計研究会

定価:
2000円(税込)
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2001年12月に開催された第3回の「村野藤吾建築設計図展」の図録。「村野藤吾とふたつのそごう」と題され、村野が手がけた大阪と東京の2つのそごう百貨店が取り上げられている。折りしも大阪の「心斎橋そごう」の「解体」が話題に上がっていた時期。「解体」への批判を込めて開催された展覧会だった。収録された図面やスケッチ類には、今はなき「心斎橋そごう」に見られた、村野特有の繊細で卓越したディテールを見ることができる。
<目次>
ごあいさつ:日向進
村野藤吾の作品再見:西村征一郎
村野藤吾を想う:永田祐三
都市を振り向かせる力 −村野藤吾の「弁証法」−:石田潤一郎
戦前期・村野藤吾の建築スタイル −1933年7月・そごう百貨店−:川島智生
大阪そごうのおもいで:東野忠雄
"都ホテル日本館"の見学を通して:神戸嘉也
そごうの図面から見えてくるもの:山田雄祐
そごう大阪店の増改築の歴史:西島一夫
<作品図版>
1.そごう百貨店(大阪・心斎橋)
2.読売会館・そごう百貨店(東京・有楽町)
インタビュー(聞き手:石田潤一郎/松隈洋)
戦後建築界における村野藤吾の位置 −建築評論家・川添登に聞く−
「大阪そごう百貨店」西側立面を巡って:竹内次男
図面リスト

『村野藤吾建築設計図展カタログ 4』

編集・発行:
京都工芸繊維大学美術工芸資料館
村野藤吾の設計研究会

定価:
2000円(税込)
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2002年12月に開催された第4回の「村野藤吾建築設計図展」の図録。「村野藤吾の初期作品をめぐって」と題され、1920年代から30年代にかけての主要な8作品が取り上げられている。収録された図面やスケッチ類からは、モダニズムに寄り添いながら、同時にモダニズムから逃れていくような、村野独自の両義的な姿勢が読み取れる。その後の長期にわたる村野の活動の「原点」を検証するためには欠かせない1冊。
<目次>
ごあいさつ:日向進
再生・継承の道程 −研究会を通して−:西村征一郎
村野藤吾の初期作品と船の内装設計:山田雄祐
<作品図版>
不安と確信とに震える描線 −初期村野藤吾作品論序説−:石田潤一郎
1.南大阪協会
南大阪協会(1928-1981)についての試論 −村野藤吾の五十余年の変遷−:安達英俊
2.森五商店東京支店
『森五ビル』の設計と改修 −ヒアリングを通して−:神戸嘉也
3.大阪パンション
4.神戸大丸舎監の家
5.加能合同銀行
北國銀行武蔵ヶ辻支店を訪ねて:東野忠雄
6.紙卸商中島商店
中島商店にみる村野藤吾の才気:西島業士
7.ドイツ文化研究所
8.大庄村役場
大庄村役場 デザインの継承:大平滋彦/福原和則/村瀬有見
インタビュー(聞き手:松隈洋)
村野藤吾と日本近代建築 −建築評論家・長谷川堯氏に聞く−
村野藤吾と私 −建築家・竹原義二氏に聞く−
「そごう」 −デザインソースと継承−:奥藤圭造
大戦期間の建築図面と「村野図書」を巡って:竹内次男
図面リスト
村野藤吾の初期作品略年表
村野藤吾初期作品建築マップ
謝辞

『村野藤吾建築設計図展カタログ 5』

編集・発行:
京都工芸繊維大学美術工芸資料館
村野藤吾の設計研究会

定価:
2000円(税込)
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2004年2月に開催された第5回の「村野藤吾建築設計図展」の図録。「村野藤吾と建築写真」と題して、関西における建築写真家の草分け的な存在として長く活躍した多比良敏雄に焦点を当て、村野の図面とともに紹介している。村野は多比良敏雄の仕事に信頼を寄せ、その撮影に数多く立会いアングルの確認を自ら行うなど、深い交流があった。図面やスケッチでは計り知れない、村野が自作に向けた「まなざし」を確認することができる。
<目次>
ごあいさつ:日向進
建築文化の継承と写真の役割 −村野藤吾と写真家・多比良敏雄の視点−:西村征一郎
建築写真家・多比良敏雄と村野藤吾の建築:奥山智子
<作品図版>
1.関西大学
村野藤吾と関西大学 −関西大学の設計業務に関わるなかで−:大平滋彦
設計図から見る関西大学における村野作品:福原和則
2.神戸新聞会館
神戸新聞会館:奥藤圭造
3.プランタン心斎橋・プランタン戎橋
サムシング・ニューの玉手箱:川畑博美
4.新大阪ビル
様式(style)から表徴(signe)へ −大阪ビルヂングの建築タイプの考察−:安達英俊
新大阪ビルヂング(新大ビル) −写真・図面・屋上樹苑−:西島業士
5.大阪新歌舞伎座
御堂筋難波と大阪新歌舞伎座:山田雄祐
"大阪新歌舞伎座"にみる村野のものづくり:神戸嘉也
インタビュー(聞き手:松隈洋)
村野藤吾の建築とモダニズムの成熟について −建築家・林昌二氏に聞く−
父・多比良敏雄のこと −写真家・多比良誠氏に聞く−
村野藤吾と多比良敏雄 −建築家・村野漾氏に聞く−
建築写真家・多比良敏雄の仕事 −建築家・石井修氏に聞く−
インタビューを終えて:松隈洋
雑感 −村野図面とこの一年−:竹内次男
図面リスト
謝辞

『村野藤吾建築設計図展カタログ 6』

編集・発行:
京都工芸繊維大学美術工芸資料館
村野藤吾の設計研究会

定価:
2000円(税込)
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<目次>
ごあいさつ
村野藤吾と1940年代−序にかえて:竹内次男
作品図板
1. 艤装をめぐって
建築家・村野藤吾が関わった客船の室内装飾:山田雄祐
「あるぜんちな丸」と「ぶら志゛る丸」の図面を通して:神戸嘉也
村野の建築作品の中に見る船の姿と形:山田雄祐
2. 戦前のホテル建築
村野藤吾と叡山ホテル:奥藤圭造・大平滋彦
3. 軍事施設・工場群
軍事施設ならびに宇部その他国策工場:福原和則
4. 大陸進出と百貨店
村野藤吾の百貨店建築と大丸天津店:西村征一郎
5. 初期の住宅作品
夢の脈絡−初期住宅の平面をたどる:石田潤一郎
6. 経済と商業建築
社会の富としての「都市建築」:安達英俊
7. 国家と建築
建国2600年記念事業・橿原神宮駅:川畑博美
8. 敗戦後の仕事
苦悩の時代・敗戦直後の村野藤吾:西島業士
作品関連略年表
インタビュー
村野漾氏に聞く 聞き手:竹内次男・松隈洋
図面リスト
謝辞
※ 訂正とお詫び
「カタログ6」に誤りがありました。お詫びして訂正いたします。
 ・p83 5行目の「中村仁一郎」は、「中林仁一郎」です。
 ・p131 年表の誤り(下記)
 ・p132 右側6行目の「検兵」は、「憲兵」です。
誤り

正解