ウッドエンジニアリング入門_木の強さを活かす_

2211号      2213号


京都発大龍堂:通巻2212号

《ウッドエンジニアリング入門》
_木の強さを活かす_

著者:林知行
発行:学芸出版社
定価:[本体2,200円+税] 円
21cm223p
4-7615-2337-9
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「勘と経験と度胸だけが頼りの世界」から「ウッドエンジニアリング」の世界へ。「木の強さを活かす」ことに焦点をしぼり、構造用材料としての木材の知識を図と写真を多用して解説する。
<著者紹介>_
1952年大阪府生まれ。京都大学大学院農学研究科博士課程修了。独立行政法人森林総合研究所材料接合研究室長。著書に「ここまで変わった木材・木造建築」がある。
<目次>
第T章 木材と木材利用の常識
1.1 ウッドエンジニアリングとは?
1.2 木材利用の是非
1.3 樹木の成長
1.4 木材の強度発現メカニズム
1.5 木材の物性と水分
1.6 木質建材の種類
1.7 構造用建築材料としての木材の長所と短所
1.8 木材と木質材料の耐久性
第U章 木材の強度的性質
2.1 木材の変形と外力
2.2 いろいろな強度
2.3 強度の異方性
2.4 強度特性に影響を及ぼす因子とそのバラツキ
2.5 実大材の強度特性
2.6 実大材の強度試験
2.7 実大材の許容応力度と下限値
2.8 構造信頼性
2.9 強度等級区分
第V章 木材の加工
3.1 製材(ひき材)
3.2 機械加工
3.3 乾燥
3.4 接着
3.5 接着の技術
3.6 たて継ぎ
3.7 配向
3.8 積層接着の力学的意味
第W章 木質建材の強度特性
4.1 丸太
4.2 製材
4.3 たて継ぎ材
4.4 集成材
4.5 LVL
4.6 PSLとOSL
4.7 Iビーム
4.8 合板
4.9 OSB
第X章 木材の接合と構法
5.1 木造建築の構法
5.2 木材の接合方法
5.3 トラスとラーメン
5.4 金物接合の種類と特徴
5.5 金物接合のメカニズム
5.6 金物接合の強度に影響を及ぼす因子
5.7 軸組式と壁式のメカニズム
5.8 金物構法
5.9 木材接合の沿革
5.10 木材接合のエンジニアード化
5.11 金物の耐久性
第Y章 ちょっと悲しい実例集