《にぎわいを呼ぶイタリアのまちづくり》_歴史的景観の再生と商業政策_


京都発大龍堂:通巻2091号b

《にぎわいを呼ぶイタリアのまちづくり》
_歴史的景観の再生と商業政策_

著者:宗田好史
発行:学芸出版社
定価:[本体価格3,200円+税] 円
303p21cm
4-7615-3083-9
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歴史的景観と都心コミュニティを守るためのさまざまな施策は、結果として街に観光と商業の再生をもたらした。一見、反経済的にみえる厳しい看板規制や商店の立地規制すら、繁栄につながったのはなぜか。どんな建物でも建て放題の日本では、街はなぜ衰退してしまうのか。都市計画が果たすべき役割を明らかにする。
<目次>
1章 都心を活かすまちづくり―イタリア都市計画の30年;
2 都市の個性を活かす―都市計画制度はどう整えられたか;
3章 建物を美しく、都市を魅力的に―保存修復計画とその経済効果;
4章 歴史的建造物を活かす―文化財保護と建築修復技術の発展;
5章 街中の暮らしを楽しむ―都市居住はどう回復したのか;
6章 町並みの魅力を演出する―都市デザインの仕組みと都心再生;
7章 ブティック街の誕生と出店規制―中心市街地のための商業計画とその運用;
8章 都市型産業の展開―職人企業が都心活性化に果たした役割;
9章 歴史文化に遊ぶ―変わりゆく歴史都市の観光政策;
10章 地方分権がまちづくりに与えた効果―コムーネと市民の役割;
11章 イタリアのまちづくりの思想―一人ひとりを大切にする暮らしの知恵