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《空間 構造 物語》
_ストラクチュラル・デザインのゆくえ_
著者:斎藤公男
発行:彰国社
定価:[本体3,600円+税] 円
B5・274p
4-395-00639-6
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これまでの歴史の中で,建築空間と構造デザインが出会う場面には,時代や場所ごと,状況やそこに関わる人ごとによって,それぞれの物語が存在する。
本書は,そうした空間と構造の交差点に立ち現れる幾通りもの「物語」によって織りなされている,構造デザインの入門書である。本書の「物語」を支えるテーマ―〈歴史をめぐる視点〉〈人物をめぐる視点〉〈構造デザインをめぐる視点〉〈「発想から建設へ」をめぐる視点〉
〈ストラクチュラル・アートをめぐる視点〉を軸に,空間構造の多様な展開とエンジニアの独創性,現代における構造設計の可能性とデザイン性について語りながら,著者がこれまでに「考えたこと」「体験したこと」「教えてきたこと」を織りまぜ,時間と空間の中で築き上げられた構造デザインの世界に迫る。 |
<目次>
1章 空間と構造の交差点
2章 古代文明の時代
3章 石と木の時代
4章 鉄の時代
5章 20世紀―可能性への挑戦
6章 独創の世界
7章 つどいの空間―空間構造デザイン
8章 二つのベクトル
9章 建築家のいないストラクチャー
10章 構造形態
11章 テクノロジーを進化させる
12章 発想から建設へ
13章 構造デザインの諸相 |
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