写真な建築

1977号      1980号


京都発大龍堂:通巻1978号

《写真な建築》

著者:増田彰久
発行:白揚社
定価:[本体2,800円+税] 円 22cm277p
4-8269-0115-1
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明治〜昭和初期の名建築を全国津々浦々に撮り歩き、藤森照信東大教授との名コンビで洋館探偵ブーム、近代化建築再発見ブームの火付け役となった人気写真家が、文字通り撮影現場から西洋館の面白さ、見どころなどを語り尽くす。
<著者紹介>
1939年東京生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒業。増田彰久写真事務所主宰。早稲田大学講師。
<目次>
T 写真には誕生の瞬間から建築が写っていた
世界で初めて撮影された写真/写真で建築の何を伝えるか/建築の現実と
写真の現実/建築家と写真家、など
U 建築写真へ
大学の写真学科で/近代建築写真の誕生/赤煉瓦の三菱一号館を撮る/
初めての写真集『明治の西洋館』、など
V 撮影現場から
ホテル,教会,倉庫,豪邸,税関,工場,郡役所,警察署,学校,社寺,
銀行,住宅,博物館,医院,温室……などなど,全国各地の多種多様な建
物を撮影しながら感じたこと考えたこと。
W ぼくと写真と西洋館と
撮影がむずかしいのは住宅/たいへん撮りやすかった刑務所/建築を見る,
写真を撮る/建築写真は何も足さない,何も引かない/タテで撮るか,ヨコ
で撮るか/消えてしまった名建築たち、など