ガーデンテクニカル・シリーズ 1.飛石・敷石作法 2.石積作法 3.蹲踞作法

1912号      1915号


京都発大龍堂:通巻1913号

<ガーデンテクニカル・シリーズ>
1.飛石・敷石作法 2.石積作法 3.蹲踞作法 4.垣根・土塀作法 (平成16年5月中旬予定) 5.石組作法 (平成16年11月中旬予定) 以下続刊予定

■ガーデンテクニカル・シリーズ第3巻
身も心も清める水の力
《蹲踞作法》

発行:建築資料研究社
定価:[本体価格1,400円+税] 円 四六判・142p
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蹲踞の用とは、美とは何か。茶の湯とともに発展してきた蹲踞の作法集
<目次>
はじめに
国内点描 蹲踞−−その用と美−−
心頭をすすぐ 竹林繁二作品 新川邸
岩谷宗雲作品 小島邸
樹石天然の一境 岩谷宗雲作品 岩谷邸
吉田正吾作品 城官寺
河原 巌作品  奥邸
山林幽居の体 橋本光雄作品 本多邸
安諸定男作品 石坂邸/児玉邸
作者不詳 ー 、庵(石川県) 
見ゆるも見へぬも 鉢によるべし 大北 望作品 志水邸
鈴木直衛作品 小原邸
金綱重治作品 竹本邸
俗塵を避ける 廣瀬慶寛作品 好日庵
古川三盛作品 福山邸
関東の蹲踞 六趣 上野周三作品   星野邸/東慶寺
高橋良仁作品 高橋邸
野村光宏作品 徳雲寺
安諸定男作品 米山邸/小泉邸
加賀の蹲踞 五趣 松本啓二作品 中野邸
市村冨五作品 米田邸
立花武志作品 荒木邸
山本鉄治作品 宮邸
根布信一作品 大窪邸
伝統とは新しさの積み重ね 鈴木直衛作品 下山邸
後藤石水作品 栄旅館/服部邸

蹲踞の基本構成 
水をすくい易いように
役 石 の 役 目 手水鉢・前石・湯桶石・手燭石・水門
向鉢/中鉢/流れの蹲踞/降り蹲踞

裏千家・武者小路千家・宗ヘン流・大日本茶道学会による
蹲踞の使い方   
使えてこそ蹲踞
裏千家の場合/武者小路千家の場合
宗ヘン流の場合 手水桶を使った正客の例/大日本茶道学会の場合

蹲踞学入門ーその約束事を学ぶー 吉田正吾

水音を楽しむ水琴窟のつくり方
琴のような音色を響かす
音の決め手 水カメについて/穴を掘る/排水層をつくる/井戸枠を入れる
割栗石を入れる/水の落ち口/蹲踞を組む/完 成

現代的な手水鉢を求める  
手水鉢は発展途上にあり
豊前屋庭石店の手水鉢  /石正園の手水鉢  

蹲踞ミニ事典  

あとがき   
デザイン=岩黒永興/写真=信原 修・豊藏 均

■ガーデンテクニカル・シリーズ第2巻
石積みは意志の積み重ね
《石積作法》
企画・制作・編集:龍居庭園研究所
発行:建築資料研究社
定価:[本体価格1,400円+税] 円 四六判・142p
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全国各地で活躍する作庭者が発見した郷土の石積を満載する石積作法集。本書では、これまで省みることもなかった全国各地の素朴でしかも力強い石積を、各地で活躍する作庭者に募り、一気に公開。さらにその土地から産する石と積む人の意志が紡ぎあって生まれた四国・九州の石積の村も紹介し、石積みの原点にまで溯って、現代から未来の庭に取り入れようと思考するのが狙い。
<目次>
はじめに
日本各地庭の中の石積

強い意思から形が生まれる 河西力作品 松岡邸/ 宮ケ丁邸
進化する石積 鈴木直衛作品 加藤邸/ 沼津市若山牧水記念館
三宅秀俊作品 内林邸
感性と素材感の一致 大北望作品 ホテル招月庭
森内正樹作品 杉本邸/ 小田邸
金子文治作品 石原邸/ 戴邸
人格以上の石積はできない 寺下弘作品 川端邸
高木始作品 大塚邸
吉田茂作品 比良岡低
川勝武彦作品 鳥越邸
河原巖作品 奥邸
小野陽太郎作品 橋本邸
久保義信作品 太閤
小島喜八郎作品 和久邸
工芸的な美しさに昇華 山口正義作品 林邸
庄司利行作品 高橋邸

四國民家博物館に見る古民家と石積 石垣畦の晴れ舞台/質実剛健にして繊細
石と意思が関わって形が生まれる/不合理という合理さ

探訪 石積の村 四国・九州編 石垣は人のまことのつみかさね 石積の村、外泊
エキゾチックな村 名取の石積
青石垣の村 井野浦の石積文化
村人のすべてが石工 風が吹きぬける村、戸川黎落
石積を求めて村づくり

技術から芸術の域へ 景としての腰積を眺める
木鑞で栄えた内子町の腰積

石垣に夢を重ねて五十七年 高知県梼原町の西川治夫さんを訪ねる
石垣畦の最上段に暮らす西川治夫さん
聞き書き 石垣に込めた夢 西川治夫

作庭者が発見我が郷土の石積
名も無き庶民が築いた各地の石積
関東/東海/中部/近畿/中国/四国/九州/沖縄

イラストと写真で見る
石積の勘どころ イラスト・写真高橋良仁
制約が多い市街地の石積/完成までのプロセスを追う

イラストで見る 石積の基本構成
積み石の名称/石積の基本 谷積/危険な積み方/スタンダードな積み方

石積ミニ用語集

あとがき
デザイン=岩黒永興/写真=信原 修・豊藏 均

■ガーデンテクニカル・シリーズ第1巻
歩くことが楽しくなる
《飛石・敷石作法》
企画・制作・編集:龍居庭園研究所
発行:建築資料研究社
定価:[本体価格1,400円+税] 円 四六判・142p
送料をお確かめ下さい!ご購入フォーマットへ!
全国各地の作庭現場からの声を満載した写真・イラストによる庭づくり作法集。日本の庭は、古来から伝わる繊細かつ大胆な感性と手仕事の積み重ねで成り立ち、現代の均一的な工業生産では到底つくり出すことのできない一面を持っている。いわば庭をつくる人の息づかいや心模様までもが表れ、庭のディテールが生み出されていく。したがって、作者の精神性までをも映し出す繊細さを秘めている。この手仕事を庭を構成する多様な要素に立て分け、厳選した写真とその形に秘められた美しさを分析し、現代の庭づくりへの大きなヒントになる作庭作法集。
<目次>
はじめに
日本各地 飛石・敷石の造形美
美を極める・・・・・岩谷宗雲作 奥邸/ーゝ庵

素材を活かす・・・・・園山博作 米田邸/池田健一郎作  林邸
歩きつつ眺める・・・・・吉田正吾作 城官寺
その場での発想が勝負・・・・・林昌宏作  斎藤邸・丸山邸/原忠司作  原邸/
               河村素山作  白山邸
デザインを超えた形・・・・・大胡隆治作  平手邸・鈴木邸
精緻で清潔なディテール・・・・・茨木茂信作  杉本邸
石に込めた精魂・・・・・山口正義作  幸邸・林邸・寺司邸・安東邸
したいように納める・・・・・池田昭平作  桑山邸/岩谷浩三作  仲谷邸
永遠の造形美 桂離宮の飛石・敷石
全国縦断各地の飛石・敷石 北海道 天羽浩 / 静岡 佐野廣
長野 小口基實 / 滋賀 山村文志郎
京都 木戸雅光 / 高知 武井近三郎
島根 持田安雄 / 大分 小松ていとく

アンケート調査による 全国の飛石・敷石事情
 北海道/東北/関東/信越/北陸/東海/近畿/中国/四国/九州
バラエティーに富んだ 敷石のレイアウト
時代に合った新しい感覚の飛石・敷石の試み施工協力=(社)日本庭園協会埼玉県支部
 先ずは飛石の基本から
 これだけは避けたい敷石のパターン
 現代の飛石・敷石を創る−−−その工程を追う
 飛石と敷石のコラボレーション
 新感覚の飛石・敷石
敷石に必要な道具とその使い方
 コヤスケ/石包/石ミノ
 石ミノの使い方/鉄平トンカチ

あとがき
デザイン=岩黒永興/写真=信原 修・豊藏 均