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中井家所蔵本
《大工頭中井家建築指図集》
編:谷直樹
発行:思文閣出版
定価:18,900円(本体18,000円+税)
B4判360p
4-7842-1148-9
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※江戸幕府の京都大工頭を代々勤めてきた中井家に伝わる建築指図をまとめたもの
※中井家伝来史料には、中井家の職務に対応して、城郭、武家屋敷、内裏、公家屋敷、寺院、寺社、神社、数寄屋、書院の指図があり、江戸時代の建築に関する詳細な情報を得ることができる。さらに、洛中図・町絵図・橋図など、土木関係の絵図も豊富にそろっている。近世建築史はもとより、近世都市史研究、美術史研究、歴史地理研究など、幅広い歴史研究に役立てることができる。
※図版は517点を大判で収録し、解説を付した。 |
<図版>
原色図版 16ページ
単色図版 283ページ
武家建築指図(城郭・武家屋敷)138点
公家建築指図(御所・公家屋敷)100点
寺社建築指図(寺院・神社)89点
数寄屋建築指図(茶室・書院)151点
その他絵図類
(土木構築物・地図・その他)39点
<解説>
京都大工頭中井家の職掌と建築指図
(谷直樹)
図版解説
武家建築指図(植松清志)
公家建築指図(岩間香)
寺社建築指図(中嶋節子・大上直樹)
数寄屋建築指図(新谷昭夫)
その他絵図類(伊藤宗裕)
京都大工頭中井家建築指図目録 |
<谷直樹(たに なおき)プロフィール>
1948年生.大阪市立大学生活科学部教授.
『中井家大工支配の研究』(思文閣出版)
『まち祇園祭すまい』(共著,思文閣出版)
『すまいのかたち 暮らしのならい』(共編,平凡社) |
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<その他思文閣出版の推薦書籍> |
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《中井家大工支配の研究》
著者:谷直樹
発行:思文閣出版
定価:8,190円(本体7,800円+税)
A5判・340頁
4-7842-0707-4
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中井家大工支配の初期形態、後の支配形態の確立と変容の経過、大工役と諸役免除の史的経過、中井家の職務と中井役所の成立過程、中井家支配下の棟梁衆の構成と職務、大工組支配の整備と再編成などについて精緻な論を展開する。 |
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《近世上方大工の組・仲間》
著者:川上貢著
発行:思文閣出版
定価:9,450円(本体9,000円+税)
A5判・402頁
7842-0922-0
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中井家による五畿内・近江六か国大工組支配の仕組みのなかで、各地に組織・編成されていた大工組に焦点をあて、その成立、運営と変遷、さらには分裂と再編を、近世前期にまでさかのぼる新出史料をもとに検証する。 |
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《近世京都の町・町家・町家大工》
著者:日向進著
発行:思文閣出版
定価:8,190円(本体7,800円+税)
A5判・340頁
4-7842-0984-0
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京都の町家は、身近な素材に精緻な技術が注入され、洗練された造形として結実している。近世京都町家の形成と展開の過程を事例として、町家が住居形態として一定の類型を保持し、存続してきた背景としての建築的、技術的、社会的、都市的な要因の解明を試みる |
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《天神祭》
_火と水の都市祭礼_
編集:大阪天満宮文化研究所
発行:思文閣出版
定価:2,730円(本体2,600円+税)
B5判・200頁
4-7842-1092-X
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“火と水”に彩られた天神祭の歴史とすがたを豊富な図版と8篇の論考で多面的に明かす。カラー図版には、天神祭図巻(吉川進)の全巻(初公開)のほか近世の屏風・掛幅・浮世絵から近代作家の作品、そして復元された天神丸・御迎人形などを掲げ、関係図版を多数収録。 |
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《阪神・淡路大震災と歴史的建造物》
編集:加藤邦男
発行:思文閣出版
定価:8,190円(本体7,800円+税)
A4判・280頁
4-7842-0964-6
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阪神・淡路大震災の建築物被害のうち、歴史的建築物の被害状況を把握し、被災地区における復興、復元、修理補強の方策を探るのみならず、文化財建造物の将来にわたる保全、利活用における技術方策と環境の歴史的文化的価値の問題を再検討してさまざまな提言を示す。 |
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