近代日本建築運動史

1646号      1650号


京都発大龍堂:通巻1648号

新建関西企画《本多先生の退官と出版を祝う会》
《近代日本建築運動史》
著者:本多昭一
監修:松井昭光
発行:ドメス出版
定価:2,310円(本体2200円+税)21cm254p
4-8107-0601-X
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「建築運動史」は「まちづくり」「民主化」のプロセスを正しく明らかにする-。1930年の「新興建築家聯盟」結成から現在までの建築運動の歴史を主として紹介。月刊『建築とまちづくり』連載をもとにまとめる。
<目次>
監修によせて
まえがき
序 章 20年代の小グループ
    ――建築運動史をどの時点から書き始めるか
第1章 「新興建築家聯盟」の結成と挫折
第2章 創宇社の講演会と「新興建築家聯盟」結成前後
第3章 「聯盟」崩壊後の若手の活動
第4章 ファシズムの台頭と建築
    ――「日本工作文化聯盟」と「日本的」デザイン
第5章 戦時下の建築思想と建築コンペ
第6章 終戦直後の各地での胎動
第7章 新日本建築家集団(NAU)の結成から本部の活動停止まで
第8章 「NAU」における運動史研究
第9章 「建築研究団体連絡会」の展開――50年代前半
第10章 集団的共同設計
第11章 「五期会」の結成と規約凍結
    ――建築設計体制の改善をめざして
第12章 なぜ全国組織は再建されなかったか――60年代前半
第13章 地域的運動から全国組織へ
第14章 全国組織再建――「新建築家技術者集団」
第15章 80年代の状況と「職能」問題
第16章 京都駅ビル問題と阪神淡路大震災――90年代の建築運動
第17章 「新建」綱領の改訂と「憲章」の決定
   《資料》新興建築家聯盟會員名簿
    日本民主建築会(民建)行動綱領
    新日本建築家集団(NAU)綱領+解説
    京都各地で採択されたまちづくり憲章
    近代日本建築運動史年表
   今後の研究のために――やや長いあとがき