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巷ではこの本(6刷)が良く売れているらしい。この書籍には施主をくすぐるものがある。一般の人に風土にマッチした木の文化─木造軸組工法を解りやすく解説している。建築人として施主に建築の興味を持ってもらうことが大切ではなかろうか。(yy) |
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《100万円の家づくり》
_自分でつくる木の棲み家_
著者:小笠原昌憲
発行:自然食通信社
定価:2,100円(2,000円+税)B5・192p
4-916110-28-5
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8畳のフローリングに4畳の土間、1間×3間のテラスがついたコンパクトな平屋。木の香りに包まれた清々しい家が、自分でつくれば道具代+材料費=100万円でできてしまう。基本さえマスターすれば、材料費と自分の腕だけで、車庫だろうが、建て増しだろうが、何軒だって自由自在。著者は、千葉県大多喜町で養鶏と水田を中心とした農業を営みながら、伝統工法にのっとった木造軸組工法で自分の家、鶏小屋、寺の宿坊、友人の家…と30棟あまりを造ってきたツワモノ。よりシンプルによりわかりやすくと著者が工夫してきた家づくりが、詳細なイラストと写
真を多数交えたテキストになりました。耕す暮しを目指す人にはとくにありがたい自給術の本誕生。
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<著者プロフィール:小笠原昌憲>
1953年青森生れ。
横浜で開店した自然食品店を3年目の1984年に退き、千葉県大多喜町妙厳寺にて平飼い養鶏を開始。1995年頃から農場を大多喜町押沼に移動。農場内の自宅もほぼ完成し、小笠原流家づくりを伝えるための次のステップへ向けて活動を開始している。 |
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