病気が思わしくなくても、いろんな福祉的な応援もあるよ。
一応、経済大国で、福祉の充実した国だもの。
病気が長引くと経済的にも大変です。

まず治療費については、継続的な治療が必要な方は、精神保健法で公費負担を受けることが出来ます。

市町村の担当課に申請すれば、治療費の自己負担が5%になります。
当診療所では、この制度をお勧めしています。
制度の利用による不利益はありません。

また、生活に障害のある状態が続いている場合には、
障害年金の対象となることがあります。

20歳以下で初診を受けた方、もしくは初診までおおむね国民年金・厚生年金を払い込んでいる方で、1年半以上にわたって、生活に障害がある方の場合には、原則として障害年金の対象となります。

年金額は、国民年金2級で、年額約80万円です。
年金制度は複雑ですので、詳細は個別に説明させていただきます。