木 下 伊 美
私は昨年11月末をもって、ワークス共同作業所を退職させていただきました。在職中は皆さんに暖かくご指導いただきまして、ありがとうございました。
 ワークスに通う前は障害ということについて何の知識もなく、所員の皆さんにとっては不便な思いをされたことと思いますが、さりげなく教えてくれたり、ぶしつけな質問にもていねいに答えていただいたこと、本当に感謝しています。そしてワークスでの毎日は、業務の間にも一言も二言も多いおしゃべりに花が咲き、次はどう言い返そうかなどと考えていたことなど、楽しく思い出されます。
 今後は皆さんの友人としてワークス、JCILにも協力させていただきたいと思いますので、また声を掛けてください。
 皆さん、これからも自分の体調と相談しながら、無理せず、でもできることはあきらめることなく挑戦していって下さいね。
けましておめでとうございます。
2003年ワークス忘年会は、南区久世にある『キリンビアパーク京都桂』にておこなわれました。会場としては申し分なく、数多くの創作料理や店舗のオリジナルビールがおいしく味わえるので、最初に場所の候補に出た時から、楽しみにしていました。しかし、そのおいしい店舗が年末限りで営業を終えることになっていたため、宴会室の予約状況が厳しく年の瀬には気が早いかも知れない12月11日(木)が忘年会となりました。当日はあいにくの雨になってしまいましたが、多くの人が集まって良かったです。幹事の中嶋さん、本当にご苦労さまでした。
また今回の忘年会は例年にないものとなりました。昨年8月にNPO法人格を得る事ができ、ワークスがさらなる発展を目指す中で、これまでの運営に多大な貢献をして下さった木下さんが、ワークスを辞められることになり送別会を兼ねる形となったのです。会食中に1人ずつ、この1年の反省と、辞めて行かれる木下さんへの言葉を述べました。話をするうちに感極まって涙する人、緊張で固まっている人、早くもテンションが盛り上がっている人など、皆さんの思いが伝わってくる温かい雰囲気でした。思い返せば、2003年は何かと気忙しい1年でした。作業に対しての課題が噴出したり、それとは反対にワークスに対するお客様からの好評をお聞きしたり、苦労ばかりでなく、少しずつですが実績となる仕事ができるようになってきていると思えるようになりました。
これからもワークスが確実な歩みを踏み出すために、昨年の反省を踏まえ、これから始まる新しい年にも、所員各自が仕事の幅を広げる意識を持たないといけません。体調を整え、自分で仕事をつかむ意気込みを持って、皆さん、頑張りましょう!
ワークス忘年会 〜 2003年も1年間ご苦労さまでした!
                 ワークス所員 荒木正幸