文月(七月)

七月二十日(土用の入り)限り
あんころ餅
(道明寺製)
京都では、七月二十日(土用の入り)には
夏の蒸し暑さに負けないように
この”あんころ餅”を食べます。
”うなぎ”を食べるのと同じ意味合いですね。
小豆には、疫病除けという意味合いもあります。
あんころ餅の中には、求肥が入ってるものや
道明寺(餅米)の餅が入っているものがあり、
各和菓子屋さんで異なります。
当店では、道明寺製の餅を芯に
こしあん、そして粒あんを包んだ二種類
ご用意しております。
一つ 200円 日持ちは一日です。


七月上旬〜七月中旬まで
玉清水
(葛製、)
先日、テレビを見ていると
どこかの山に湧き出る、清水が写っていました。
暑くて暑くてたまらない毎日なのですが
なぜか、見ている間だけは
さわやかにすごせました。
水の水紋をお菓子にしています。
一つ300円 日持ちは一日です。

七月中旬〜七月下旬まで
青楓
(葛羊羹製)
夏山の東山。木の種類によって
緑の色もそれぞれです。
どの葉も太陽の光を浴び、
とても眩しくきれいですね。
葛と餡を混ぜた生地で作りました。
一つ300円 日持ちは一日です。

七月中旬〜八月中旬まで
トロピカル
(寒天製)
新婚旅行で、南の島に行った時
海辺で飲んだ、トロピカルジュースを
和菓子で表現したい・・・・・
で、作ってみました♪♪♪♪
一つ300円 日持ちは一日です。

七月中旬〜七月下旬まで
もらい水
(外郎生地製、白あん)
−朝顔につるべ取られてもらい水−
朝起きてみると、井戸のそばに植えてある朝顔が
井戸のつるべ(バケツを吊しているひも)
を蔦っているではありませんか!!
で、朝顔を取りはずしてしまうのも
かわいそうなので、
隣の井戸に水をもらいに行こう。。。
と言う?さん(勉強不足です・・すみません)
の歌から名前をもらったお菓子です。
夏の朝にすがすがしく咲く、
朝顔をデザインしてあります。
一つ300円 日持ちは一日です。
五月中旬〜八月下旬まで
葛饅頭 
(葛製、こしあん)
上質の葛ほど、冷やすと堅くなるそうです。
当店の葛饅頭は、極上の吉野葛を使い
こしあんを包んでいます。
さらっとした甘さのこしあんと、プルンとした葛。
食べられる30分まえ位に
冷蔵庫で冷やされるのが
一番おいしいかと思います。
一つ 200円  日持ちは一日です。