水無月(六月)

六月中旬〜七月上旬まで
水無月
(外郎製)
六月三十日は、夏越しの祓(なごしのはらえ)
と言いまして、京都では
各神社で疫病よけなど願う神事が行われます。
その昔宮中ではこの日、
氷室に保存して置いた貴重な氷を食べ、
無病息災を願ったと聞いております。
このお菓子は、その氷を形どって作られています。
氷が手に入らない、
一般庶民はこの氷を形どったお菓子を食べ、
夏の無事を祈ったのでしょうね。
一つ 200円 日持ちは一日です。

六月上旬〜六月中旬まで
青梅
(外郎生地製、白あん)
六月に入るとスーパーの果物売場には
梅酒セット(青梅、砂糖、瓶、焼酎など)が
並んでいますね。
毎年私も「チャレンジ!!」と思っているのですが
まだ、作ったことありません。。。。
今年こそは、、、、、
まるまるとした、青梅をデザインしたお菓子です。
一つ300円 日持ちは一日です。

六月上旬〜六月中旬まで
緑陰
(道明寺入り寒天製、緑あん)
北白川店の前の疎水を眺めていると
水面に桜の木の緑色が写っていました。
キラキラと光る太陽と、葉の緑、
川の流れる音と初夏を感じる一時でした。
一つ300円 日持ちは一日です。

六月中旬〜六月下旬まで
鉄仙
(外郎生地製、白あん)
東山のお店のご近所さんの軒先に
鉄仙が植えてありました。
つるの先のつぼみが、紫色のきれいな花を
咲かせてくれるのをのを、楽しみにしています。
一つ300円 日持ちは一日です。

六月上旬〜六月下旬まで
水ぼたん
(くず饅頭製、紅あん)
吉野の本葛を使った生地で
紅餡を包み、丁寧に茶巾絞りをして形作ります。
プリンとした葛生地とピンクの餡のかわいらしさが
初夏の暑さを忘れさせます。
六月の定番のお菓子です。
一つ300円 日持ちは一日です。
五月下旬〜九月上旬まで
水ようかん 
夏は、やっぱり水ようかん!!!!
ひんやりと冷たく、後味さっぱり。
私も大好きです。
でも、素朴なお菓子ですが、
これほどそれぞれの和菓子屋さんの味が
でるお菓子はありません。
山もとの水ようかんは、
餡と水にこだわって作っています。
お客様にお渡しするときは、
笹の葉でくるっと巻いて、販売しております。
一つ 200円  日持ちは一日です。