弥生(三月)

二月中旬〜三月中上旬まで
ひちぎり
(外郎ときんとん製 粒あん)
三月三日の雛祭り、
和菓子屋さんはこのお菓子を作ります。
菓子司 山もとでは
よもぎ入り外郎生地で土台を作り、粒あんを乗せ
ピンクのきんとんを付けます。
写真上部のあたりのピョコンと出ている土台生地を
指で引きちぎったように、作るから
「ひちぎり」と呼ばれているそうです。
一つ 300円 日持ちは一日です。

二月下旬〜三月上旬まで
早わらび
(上用饅頭製、こしあん)
春の野に「にょき」と出てくる
蕨をデザインしたお菓子です。
本当の蕨は、三月下旬に摘んで食べるそうですが
和菓子屋では、三月上旬に登場します。
一つ300円 日持ちは一日です。

三月上旬〜四月上旬まで
春風
(村雨製、粒あん)
お休みの日、お天気のいい時はよく散歩をします。
青い空、澄んだ空気、鳥がさえずり、草木の新芽が
とてもきれいです。
暖かい春の風が、私をそっと包み込みました。
菜種色の餡そぼろと粒あんのお菓子です。
一つ300円 日持ちは一日です。

二月中旬〜四月上旬まで
わらび餅
(わらび餅 こしあん)
当店自慢の一品。
極上のわらび粉を使った”ぷるん”とした皮と、
中に柔らかいこしあん、
そっと”きなこ”をふりかけ
上品に仕上げてあります。        
一つ350円  日持ちは一日です。


二月中旬〜四月中旬まで

さくら餅 (関東風)
(ふのやき製 こしあん)
京都で多く見られる桜餅は、
関西風の道明寺生地の桜餅ですが、
菓子司山もとでは、関西では珍しい
ふのやき製の、桜餅を販売しております。
こしあんを、
クレープの様な薄ピンクのふのやき製皮と
桜の葉でくるっと巻いたお菓子です。
春の香りがします。
一つ 200円  日持ちは一日です。
 
月中旬〜三月下旬まで
よもぎ餅
(羽二重餅製 粒あん)
丹波産小豆の粒あんと、よもぎ入りの羽二重餅。
餅のムチムチ感がたまりません。
よもぎの風味いっぱいのお餅です。

一つ 200円  日持ちは一日です。
−いちご大福−