◇ 個人ロード
申込が早かったお陰で最前列のラインに並ぶことができた。スプロケが12-27Tであることから、アウターにセットしてスタートの合図を待つ。前日の最終調整のときにレース展開を考えるとインナーからアウターのシフトチェンジのロスタイムがもったいないことと、チェーントラブルの可能性を少しでもで減らしたかった。もちろんアウターでメインストレートを高ケイデンスで回すギヤ比も考えてのことだった。
スタート1分前のアナウンス、鼓動が高鳴る。深呼吸を一つに、屈伸を一回してバイクにまたがる。適度な緊張の中に冷静な自分がいた…、スタート30秒前、いよいよ始まる。自分の持てる力を出し切ったレースにしたい。
◆ スタートと一周回
スタートの号砲がなる!!
タイムのペダルにビンディングがうまくはまる。イッキにダンシングでスピードをのせギヤをカンカンッと上げていく。フィニッシュラインを越えるときには4番手に位置した。メーターを見ると心拍数は170bpm、40km/hを指していた。無酸素運動的のためか心拍が上がりすぎていた。呼吸を意識して、集団の中程に埋もれるために周りを先行させていった。案の定シュケインの入り口までに先頭を走っていた3人は集団に飲み込まれズルズルと落ちていく。自分は30番手あたりをキープしながらバックストレートに入る。ここでの集団が一気に加速し、縦長になる。スリップストリームにつき、ときおり後ろから上がってくる2,3人の列に加わりながら順位をアップしていく。スプーンコーナーが近づくと集団の先頭が明らかにペースダウン。縦長の集団が横に膨らむ。ふと横をみるとマジリングの広報さんが上がってきた。派手なジャージに赤パンツは目立つ。一言二言声をかけてエールを送る。広報さんの後ろについて行くことにする。ここからヘアピンまでが逆風で集団のペースがさらに落ち前走者とタイヤがあたりそうになる。するといるんですね〜ハエみたいな人、"前詰まってるよ〜"急とか"ラインキープ!!"とかうるさくいう人。確かにレースしてた当初は親切な人もいるもんやと思ってたが今はうるさいだけになりつつある。とくにそういう人ほどラインをクロスしてきたり集団のペースのアップダウンに反応が遅れたりしていることが多いからだ。ヘアピンを抜け一瞬ペースが上がってデグナーに突入。このへんから苦しくなるだろうとイメトレしていたが足が軽快に回っている。もちろん集団の中程で風をうまくよけて楽をしてることもあるからだろう、心拍数も165bpm前後である。下り区間に入ったら先ほどのハエがラインをクロスしてくる。危ないな〜と思いながらも先行させる。"ガシャッ"嫌な音がする。前方で集団の真ん中が割れる。ペダルがすれただけで落車なかった。ふ〜っ、冷や汗をひとつかく。集団の中でめまぐるしく順位や人が入れ替わる。第一コーナーを抜けたあたりから外に膨らみメインストレートに入る。下りで十分休めていた足を使い35km/hを越えるペースで駆け上がっていく。サポーターの声援を背中で受け(自分を見つけてから声をかけるタイムラグのためもある)、さらに加速していく。
◆ 2周回目
2周回目に入るとパラパラと前から降ってくる。自分も肺が痛いが足には余裕があった。名誉顧問様の教えの通り、ハンドルの上部を持ち深くサドル腰掛けた状態で大きく回し、ケイデンスが落ちたらブラケット+サドルの前に座って踏み込みペダリングをする。ダンシングを入れずにシュケインを抜けていく。ふと後ろを確認するとパラパラとしか人数がいない。いつの間にか先頭集団の後方にきている。メインストレートでダンシングを使い、落ちていたペースを上げる。またここで30人くらいの集団が縦長になる。2,3人ほど集団から20mほど先行する形になった。ここでは逃げは決まらないと踏んでいた。じっさい集団も追いかけることはなかったし、その二人もローテーションすることもなかった。スプーンコーナーでその選手を吸収して逆風区間ではまたまたペースが落ちた。心拍数が少し170bpmを越えていたのでケイデンスと共に心拍数を落とすことに心がけた。周りをみるとマジリングの人が二人、TEAM光やZIPPYなど有名なチームのジャージの人がいた。勝負所はデグナーを抜けた所か?と勝手に決めてヘアピンを抜けたペースが上がったときに一気に自分もポジションアップをする、心拍数も180bpm超える。集団後方から中程にあがり10番手位をキープして下りに入る。いろんなところで牽制が入る。自分は落車だけに気をつけて、少々のポジションダウンは気にせずゴール前のスプリントにかけることにする。第一コーナーは先ほど外(out)から回ると風の影響も少なかったのでこちらから入ることにする。案の定、in側は一つ前のグループの遅れた選手もいたので集団がどんどん外にふくれてくる。いいポジションでコーナーを抜けた。心拍数も160bpmを切っていた。横にマジリングの広報さんの姿がちらっと見えた。
| ◆ ゴールスプリント
最後の直線、ギヤを一つ落としてペダルを回す。ちょうど前が2車線分のスペースがあったのでダンシングをする。グラッとバイクがゆがむ、ペダルと腕の引きが合わなかった!!腰で踏んでいたペダルを抑え下半身で姿勢を保って再びダンシングを開始!!左前方にスペースができる。斜め後方に選手がいたがこちらのスピードの乗りが良いのでそのスペースに入り込む。サーキットの看板をくぐる、ダンシングでまだ粘る、粘る、粘る。一心不乱にペダルをこぐ。最後100mを持てる力で十二分に発揮する、スピードは軽く50km/hを越えている。 |
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「かじやんの下を向くな〜」の声が頭によぎったので、ラスト30mしっかりと顔を上げて前を向いたら息も上がっていた(*^_^*)。誰かがゴールをして片手を上げている姿が見えた、5m先の右には緑色のジャージが見える。自分もゴールラインを通過!!
◆ レースを終えて
ゴールをしたらマジリングの広報さんが声をかけてくれた。その時にはじめていい順位でゴールしたことがわかった。自分ではゴールスプリントの時には集団を把握するほど余裕がなかったので信じられなかった。簡単にお礼を述べてその場を後にした。そのとき初めて50位以内に入っていたらビールをおごってもらう約束を大学の後輩と強引にしていたのを思い出した。仲間の所へ戻って祝福を受けた、「すごいやん」、「やったの〜ぉ」、「何位やった?」、「最後まで抜かれんかったか?」。自分自身が周りの状況を把握してないのでよくわからなかったのでうまく答えられれなかった。すぐに場内アナウンスで"シャカリキ自転車部"の名前がでて初めて入賞した実感がわいてきた。
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この入賞は、しんどお名誉顧問様のご教授と普段から練習を一緒にしているかじやん、もとさん、ありみっちゃん他シャカリキ自転車部のメンバーのみなさんと、応援して頂いたなおみちゃんとさほちゃんのお陰です、みなさんありがとうございます。 |
◇ シマノ鈴鹿ロードレース 一日目 〜キム'sレコード〜
| 日 時 |
平成14年8月31日(日)
09:30頃のスタート |
参加クラス |
オープン1A2組(185人出走中) |
| コース |
鈴鹿国際サーキットコース逆回り
高低差**m、走行距離**km |
天 候/
路 面
コンディション |
曇りのち雨
完全ドライ |
| 結 果 |
クラス6位(総合185人中) |
使用機材 |
BRIDGESTONE ANCHOR '00RNP (鈴鹿スペシャル) |
| タイム |
18:02.63 トップとの差 0:00:01.542sec
平均時速 39.00 km/h |
タ イ ヤ |
サドル:サンマルコ ASPide
タイヤ:フロント Vittoria RALLY21 T.T.
リア Vittoria CORSA CX T.T.
エア圧:前後 9kg/cm2
ホイール:フロント、ノーマルホイール
リア、 Shimano WH-7700
スプロケ:DURA-ACE 12-27T
(フロントアウターのみ使用) |
|
| 順位 |
No. |
年齢 |
地区 |
チーム |
タイム |
トップとの差 |
平均時速 |
| 1 |
464 |
17 |
愛知県 |
|
18:01.08 |
|
39.05 km/h |
| 2 |
401 |
51 |
静岡県 |
東尋坊鉄人会 |
18:01.09 |
0:00:00.008 |
39.05 km/h |
| 3 |
381 |
29 |
愛知県 |
KONSINレーシング |
18:01.84 |
0:00:00.761 |
39.03 km/h |
| 4 |
482 |
17 |
愛知県 |
TEAM 光 |
18:02.06 |
0:00:00.974 |
39.02 km/h |
| 5 |
301 |
46 |
静岡県 |
SPADE ACE |
18:02.10 |
0:00:01.016 |
39.02 km/h |
| 6 |
319 |
29 |
滋賀県 |
シャカリキ自転車部 |
18:02.63 |
0:00:01.542 |
39.00 km/h |
| 7 |
304 |
39 |
奈良県 |
まほロバRC |
18:03.07 |
0:00:01.988 |
38.98 km/h |