はじめてのせんとう

2010/02/28UP

(解説)
2007年の5月にイベント会場で配布したらしい小説。


ぼくはきのう生まれてはじめてせんとうにいきました。

ちょっとこわかったけどひとりでいきました。
おかあさんといくと女ゆにはいらさせるからです。

友だちのすずきくんは女子のさとうさんといっしょではずかしかったそうです。
ちいさいちいさいっていわれたんでおまえもむねちいさいじゃねえかっていいかえしたら
ないちゃっておかあさんにおしりをたたかれたんだって。
さとうさんはそれをみてげらげらわらってたそうです。

ぼくはそんなめにあいたくないのでひとりではいろうとおもった。

男しかはいれないせんとうをしってたのでそこにいきました。

そしたらうけつけの人がほんとうは子どもははいっちゃだめなんだけどとくべつにただでいれてくれました。
サウナなんかもあるりっぱなせんとうではってんばって名まえなんだって。

やさしいおじさんがいっぱいでからだをあらってくれました。
でもおおぜいの人におちんちんばかりあらわれたんでちょっぴりいたかったです。

せんとうのルールもおそわりました。
タオルでかくしちゃだめなんだって。
おゆにタオルをいれるのもだめ。
ぎゅうにゅうははだかでのまないとだめ。
ルールがいっぱいです。

さいごはサウナでがんばってたらたおれちゃってかいほうしてもらいました。
ふくをぬぐところにあおむけにねかせてもらってせんぷうきにあたりました。
ケイタイでしゃしんをとっていく人がなん人もいてちょっとはずかしかった。

こんどの日ようにしりあったおにいさんとあそびにいきます。
おかあさんにはないしょっていわれたんでせんせもいわないでね。

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