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<TITLE>オークションでの騙し方２</TITLE>
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<BODY>
<CENTER>
<TABLE>
  
    <tr>
      <td>
      <P><FONT size="+1"><B><FONT size="+2">『オークションでの騙し方２』</FONT></B></FONT>
      </P>
      <HR>
      　<FONT size="+1"> 他人にはガラクタにしか見えなくても高額で取り引きされる物がある。<BR>
      <BR>
      　古いオモチャなんかがそうだ。<BR>
      <BR>
      　最近では、『お宝ブーム』とやらのお陰で勘違いした素人が増えた。<BR>
      <BR>
      　インターネットオークションを見ているとそういうバカが時々見付かる。<BR>
      <BR>
      『テレビで似たような怪獣のフィギアが３０万と言われていました』<BR>
      <BR>
      　あれはね、未開封で、生産数の少ないアイテムだったからだよ。<BR>
      <BR>
      　そんな遊び倒した、量産型の超人気怪獣に１０万なんて値段を付けるんじゃない。<BR>
      <BR>
      　古ければいいってもんでもない。<BR>
      <BR>
      　ガンダムのプラモデルとかフィギアもそうだ。<BR>
      <BR>
      　１０年間大事にしまっておいた想い出のプラモデルより、<BR>
      この間発売された限定モデルの方が高値になることも珍しくない。<BR>
      <BR>
      　素人は、騙し易そうだが売るばかりで買おうとしない。<BR>
      <BR>
      　たまに転売目的で欲に目の眩んだ奴が安値だと買うらしいが、<BR>
      マニアも見ているオークションで安値であること自体が高値で売れない証明だ。<BR>
      <BR>
      　在りもしないアイテムを売り付けようとして捕まる奴もいる。<BR>
      <BR>
      　マニアって奴は入札は入れてくる癖に、最初から詐欺を疑っているのだ。<BR>
      <BR>
      　ゴロゴロしていないからこそ高値の付くアイテムなのだ。<BR>
      <BR>
      <BR>
      <BR>
      　俺は、まず近所にある大きな玩具屋に買い物に出掛けた。<BR>
      <BR>
      　マニアが欲しがりそうな品物は大体見当がつく。<BR>
      <BR>
      　超合金やブリフターパックのフィギアで、子供が集まっているコーナーとは離れた場所に固まっている。<BR>
      <BR>
      　何でもいいって訳でもない。<BR>
      <BR>
      　出来の悪い品物は欲しがらない。<BR>
      <BR>
      　そう思って見ると、出来の悪い超合金もどきが目立つ。<BR>
      <BR>
      　しかし、一応は押さえておくと言うマニアも多いらしい。<BR>
      <BR>
      　聞くところによると、<BR>
      <BR>
      『こんな出来の悪いの造ってメーカーは売れるとでも思ってのかね』と文句を言う為に買うらしい。<BR>
      <BR>
      　玩具は買い切りだから、売れないと安売りをすることがある。<BR>
      　１００円コーナーとかでゴッソリと買い漁って<BR>
      <BR>
      　『やっぱり１００円になってやがんの』と馬鹿にして楽しむのが通らしい。<BR>
      <BR>
      　どうも、行動が謎だ。<BR>
      <BR>
      　しかし、そういう品物はオークションに出しても売れない。<BR>
      <BR>
      　いや、売れていることもたまにある。<BR>
      <BR>
      　が、買った奴の履歴を確認すると、とても詳しい奴とは思えない。<BR>
      <BR>
      　出来のいいブリフターパックの見分け方は残っている数で分かる。<BR>
      <BR>
      　数を覚えておいて３日後に激減していれば、売れている証拠である。<BR>
      <BR>
      　但し、３日も持たないことも多い。<BR>
      <BR>
      　取り敢えず、売れそうな品物を５０個ばかり入手する。<BR>
      <BR>
      　金額にして１０万ぐらいである。<BR>
      <BR>
      　それから１年後、俺は行動を開始した。<BR>
      <BR>
      　５０個のネタを一気にオークションにかける。<BR>
      <BR>
      　この段階では、誠実かつ迅速に対応する。<BR>
      <BR>
      　俺の評価はグングンと上がっていった。<BR>
      <BR>
      　幾つかの品物は買い値以上の値段で売れた。<BR>
      <BR>
      　合計で１２、３万ってところか。<BR>
      <BR>
      　さてと、それでは本番に入る。<BR>
      <BR>
      　この１年間で滅多に出品されないが、されると入札者が殺到するアイテムは調べてある。<BR>
      <BR>
      　画像データも入手してある。<BR>
      <BR>
      　念の為、加工ソフトで色調を変えて少し反射したように細工する。<BR>
      <BR>
      　伊達にブリフターパックのセロファンに反射させた写真で出品していた訳ではない。<BR>
      <BR>
      　２週間のオークション期間で３０人近い人間が入札してきた。<BR>
      <BR>
      　まず、１番札の入札者に、入金を促すメールを送る。<BR>
      <BR>
      『高額な商品なので銀行への降り込みを確認してから発送します』<BR>
      <BR>
      　そして2番札以降の全員にこんなメールを送った。<BR>
      <BR>
      『落札された方が、高額過ぎて払えないと<BR>
      　取り引きを断ってきましたので貴方を落札とさせていただきます。<BR>
      　勿論価格は貴方の入札された金額で結構です』<BR>
      　<BR>
      　数日後、俺の架空口座にはゴッソリと入金がしてあった。<BR>
      　<BR>
      　マニアにはひとつの特徴がある。<BR>
      　<BR>
      　それは同類を信用するということだ。<BR>
      　<BR>
      　１０万円で俺は、『同類の信用』を買ったのだ。<BR>
      </FONT><BR>
      <FONT size="+1"><I><A href="e00.htm">
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      </tr>
  
</table>
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