事例41(番外編)
『信用したくない求人チラシ』
土曜日辺りになると、新聞の折り込み広告に何枚かの"求人タイムス"が
入る。
もしかすると"求人タイムス"とか"求人ガイド"というのは登録商標かも
しれないが、
ここは"ウォークマン"と同じく一般名詞と化しているというこ
とで納得してもらうとして…
念の為に解説しておくと、その地域のアルバイトだのパートだの正社員だの
の
募集を集めたものである。
パソコン教室だの英会話スクールだのの生徒募集も混じったりする。
本日は5種類の"求人タイムス"が折り込まれていた。
これは、かなり多い。
その中に、新顔があった。
いや、新顔に見えただけかもしれない。
だが内容が実に大笑いなのだ。
全27件の情報の分類は次の通り。
在宅勤務者募集 |
4件 |
独立業者募集 |
3件 |
マルチ販売 |
2件 |
テレホンアポイントター |
2件 |
単なる宣伝 |
1件 |
国際結婚しませんか? |
1件 |
自社のバイト募集 |
1件 |
と全体の半数近くが怪しめである。
残り半分は他の広告にも載っていた。
まあ、載せるのが商売だから仕方がないと言えば仕方ないのだが
SOHOとか言ってパソコンを買わせる業者とか、1日15分でOKの宛
名書き屋さんとか、
しつこいので有名な電話勧誘業者とか、その道では有名ど
ころがオンパレードである。
なにやら、荒された掲示板のようであった。
大手の企業の名前もいくつかあったが、よく読むと専属でない下請けのよう
な感じがする。
気を付けよう。
悪徳業者は身近に潜んでいるぞ。
結論。
今、悪徳業界(あるのか?)のトレンディは
"働かせてあげます商法"らしい。
注)さっき命名。
|