
ロフトマリコージ外観 |
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ケーキと変わり種スパゲティで有名な同店。ケーキしか挑戦していないため、ながらく記事は保留にしてあったが、書かずにはいられないほど風流な店なので、今回はあえてケーキのみの評価で書き始めることにした。いずれスパの方にも挑戦すれば、追加記事として書き足すだろうが、たとえそれがうまかろうとまずかろうと、この店が「風流店」であることに変わりはない。それほどここのケーキはすばらしいのだ。
以前、「パウンドハウス(ケーキ・カフェ参照)」のレアチーズケーキを「頂点に立つ逸品」と評したことがあったが、「同率」という表現が許されるなら、このロフトマリコージと西院の「菓子職人」も甲乙つけがたい良店である。なかでも、マリコージの得意芸といえば、その
絶妙なフルーツの使用法だ。わたしはかつて、これほどまでにフルーツを活かし、活かされるケーキを味わったことがない。実際、「有名店」と呼ばれるケーキ屋の商品でも、果物を除いて土台の部分だけを味わってみると、とてもとても食えた代物ではないということが、何度も度重なって起こった。しかしそれは、一部の悪店に限った話なのだと、この店は教えてくれたのである。
1:ケーキを引き立てるようなフルーツの選択・味つけ。
2:逆に、フルーツの旨味を活かせるだけの土台づくりの研究。
この2点の
相互作用を徹底的に知り尽くした店だけが、「良店」と讃えられるにふさわしいケーキ屋なのだ。
試しにここのレアチーズケーキを味わってみるといい。甘酸っぱいチーズの土台と、甘酸っぱいベリーの、
互いに互いを讃え合うような見事な調和。これはもう、
ゲイジュツと呼んでも差し支えない。そして「悪店」との決定的な違いは、素材がそれぞれ独り立ちできているということ――つまり、チーズやベリーがそれだけで十分うまいのだ。十分うまいのにもかかわらず、それらが手を取り合って一度に攻めかかってくるのだ。こんなケーキに出逢った舌が、
とろけてしまわないはずがない。
また、もう一点、別の例では、チョコバナナのケーキ(名前失念)があげられる。
「有名店」と呼ばれるケーキ屋の中で、わたしの経験した最悪の店の一つに、最初に「ア」のつく店がある。百貨店と大の仲良しのケーキ屋だ。そこでチョコバナナのケーキを買ったことがあったが、せっかくの楽しい食後のひとときを、沈黙で覆い尽くしてしまうようなすさまじい代物だった。以来わたしは、チョコとバナナという最高の組み合わせは、最高ゆえに難しいものがあるのだろうと思うようになり、事実、花みやびで「良店」として推しているほどの店でも、満足のいく品には出会えなかったのである。ところが、さすがフルーツを使わせたら右に出る者はないロフトマリコージ。こんな難しい素材でも、その持てる才をいかんなく発揮してくれた。先ほどのレアチーズ同様、お似合いのカップルさながに互いを高め合う素材たち・・・・・・わたしが今までに試したチョコバナナのケーキで、心からうまいと思えたのは
この店の品だけだ。
さらにさらに、この店は飲み物にも相当のこだわりを持っている。一番わかりやすいのは、やはり果実系のアップルティー。コンビニで売られているような、濁った味わいのものとは格段にちがい、りんごの透き通った甘さをしっかり全面に押し出していておいしい。もっとも、そのぶんお茶としての渋みはかすれてしまっているが、もとより果実+紅茶の組み合わせそのものが「???」なのであって、あえてそれを注文する人ならば文句もあるまい。
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味
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★★★★★★★★★★
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ボリューム
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★★★★★★★
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雰囲気
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★★★★★★★
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サービス
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★★★★
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料金
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★★★★★★★
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総合
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35点
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交通
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★★★★★
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管理人
利用率
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★★★★★★★★
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さて、最後にお店全体としての評価だが、パウンドハウスの記事と同じような展開になるが、こちらもいくつか文句を言っておきたい。
まずは値段からいくと、この店ははっきりいって高い。ケーキと飲み物とで1000円は確実だ。さらに、セットメニューは上記のチーズケーキやチョコバナナ等を含まない、スコップケーキ(種類はティラミスや抹茶のムースなど)だけに限られるので、基本的に無いに等しい。果実の妙味を味わいたい人は、個別に注文するしかない。もっとも、500円を超える飲み物類はおいしいので、パウンドハウスほど一途にテイクアウト
を勧めはしない。財布に余裕があればイートインもまたヨシである。
それから、サービスの評価として、注文してから食事がでてくるまで時間がかかりすぎる点を大きくマイナスした。わたしは飯時にこの店を利用したことはなく、ティータイムのそれほど混んでいない時間帯に行くのだが、どういうわけかなかなかケーキが出てこない。やっと飲み物が出てきたと思っても、なぜか1F(カフェは2F、3Fである)のガラスケースの中から持ってくるだけのケーキが遅いのだ。これは本当に疑問である。
カフェの雰囲気はまずまず。だが、目の前が京大(?)のプールで、夏に行くと無数の男の海パン姿を見せつけられることになるので注意。わたしはすでに、夏には二度とこの店に行かないことを堅く胸に誓っている(笑)
場所は百万遍の交差点から西へわずかに歩き、Shellのスタンドを下がると数十メートルの位置。すこし離れてはいるが、「東京ラーメン(中華・ラーメン参照)」と同じ通りなので連鎖攻撃も可能。
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○追加情報1
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先日あらためて「鞠小路」「パウンドハウス」「菓子職人」3店のレアチーズケーキを比較してみましたが、このケーキに限っては、鞠小路の品がとびぬけてうまいことが確認されました(わたしの舌で)。[13/Dec/99]
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○追加情報2
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紅茶か珈琲しか選択できませんが、15:00以降には好きなケーキ+250円でセットになります。
→料金+1
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○追加情報3
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生クリームも美味しかったです。ここは男性が胃もたれせずに食べきれるケーキのお店です。
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