「あたしがウワサの転校生」制作過程[NEW]

1996/2/1
さて、こんなものを見たい人がいるのかどうかわかりませんが、だいたいこんな感じで描いてます、ってことで。

[CAUTION!]
このページの内容と画像データは、決して無断利用しないでください!!


1.下描き

 今回は最後のリサイズ以外はすべてWACOM UD-0608AというタブレットとFractalDesign Painter 3.1Jを使用しています。
 筆は「鉛筆(2B)」です。この段階では全体を見通す必要があるので、50%のズームモードで描いています。640*640の白紙を作って描き始めましたが、座りが悪いので適当に紙を継ぎ足してこんな感じにしています。
 下描きの線は最後まで残ることはまず無いので、極めて適当です。

[ここまで約20分]

2.顔着彩

 ズームモードを100%にして、着彩を始めます。顔が決まらないとやる気が出ないので顔からです。
最初の大まかな色のせは、「木炭(ソフト)」で行ないます。「消しゴム」を併用して線の整理も行ないますので、この段階で、下描きに使った線は基本的に消えてしまいます

[ここまで約25分]

3.顔着彩&描き込み

 顔を塗り進めます。同時に、輪郭を茶色系統で置き直しています。
 大きなところは「木炭(ソフト)」、やや細かいところは、筆先を細くカスタマイズしたもの(「木炭ソフト(細)」「木炭ソフト(極細)」)と、「エアブラシ」を使い分けて塗ります。輪郭は、「エアブラシ」の筆先をかなり細くカスタマイズしたもの(「エアブラシ(極細)」)を使っています。

[ここまで約35分]

4.着彩全体

 ある程度感じが掴めたので、ズームモードを50%にして、全体の雰囲気を見ながら、大まかに色を「木炭(ソフト)」「木炭(ソフト大)」で置いていきます。

[ここまで約45分]

5.反転修正(1)

 全体にざっと色を塗った段階で左右反転を行ない、この段階ですでに目立つデッサンの狂いを修正します。

[ここまで約50分]

6.描き込みのアタリとり

 髪の毛や服の皺のアタリをとります。絵は原寸ですが、実際にはこの作業は50%画面でやっています。
 ここで使うのは「エアブラシ(極細)」と、「消しゴム(小)」です。

[ここまで約1時間30分]

7.服描き込み

 ズーム100%と50%を行き来しながら、ざっとしか色のついていなかったジャンパースカートの形を作っていきます。
 この工程は「木炭」で塗った色をスポイト(スタイラスペンのサイドスイッチ+クリックにアサイン)で拾いながら、「木炭(ソフト)」「エアブラシ(中)」「エアブラシ(細)」「エアブラシ(極細)」などを使っています。基本的な質感は、この段階で決めてしまいます。

[ここまで約2時間]

8.頭描き込み(1)

 100%画面で、髪の毛にハイライトをいれるなどして、ボリューム感をつけていきます。こういう細かい作業はほとんど「エアブラシ(極細)で行なっています。

[ここまで約2時間20分]

9.頭描き込み(2)

 8.の続きで、髪飾り(嘘)を初めて描いています。ハイライトをなじませるなど、髪の方にも多少手が入っています。

[ここまで約2時間40分]

10.頭描き込み(3)と指描き込み

 これまで適当に描いていたままだった左手の指の形を作りながら、周辺の髪の毛の描き込みをすすめています。

[ここまで約3時間]

11.髪描き込み(1)

 50%表示にして、髪の毛の流れを作りかけたのですが、画面の右側が狭苦しいので、右側にキャンバスを広げるという計画性の無いことをしています(^^;

[ここまで約3時間10分]

12.髪描き込み(2)

 「木炭(ソフト大)」と「木炭(ソフト)」を使って、髪の毛の大まかな流れを作っていきます。はみ出したところは、この段階では「消しゴム」で消しています。

[ここまで約3時間20分]

13.髪描き込み(3)

50%表示のままで、「エアブラシ(極細)」を使って髪の毛のタッチをつけていきます。
 単調にならないように、数種類の元になる色を掴んで、適宜スポイトすることを繰り返して描き込んでいきます。

[ここまで約4時間]

14.スカート着彩&描き込み(1)

 今までほとんど手つかずだったスカート部分を描くことにします。ここで、「いや、膝まで描いた方がいいかも、みたいなぁ」と思ってしまって、またしても今度は下に伸ばしてしまいました(^^;
 50%では1画面に入らなくなってしまったので、全体表示は33%になってしまいましたが、このへんの仕事は全体を見ながらの方がよいので、50%と33%を行き来しながらになっています。
 例によって、筆は「木炭」シリーズです。

[ここまで約4時間20分]

15.スカート着彩&描き込み(2)

 スカートに大きな影を付けた後で、ディテールを描き込みかけたところです。試しに胸のリボンも描いてみました。
 
[ここまで約4時間35分]

16.ディテールの描き込みと修正(1)

 (ここに来るまでに実際には脚に色を塗ったりスカートの裾を修正したりしているのだけど、それは省略)
 再び左右反転しておかしいところがないか確認します。果たしてブラウスの衿の処理がどう考えてもおかしいと思ったので先ほど描いたリボンは消してしまって描き直しました。
 顔に表情をつけてみたりもしています。このへんは、ほとんど「エアブラシ(極細)」ですが、ちょこちょこと「エアブラシ(細)」も使ったりしています。
こうして原寸でみると、相当雑ですね(苦笑)

[ここまで約5時間10分]

17.ディテールの描き込みと修正(2)

 ブラウスの皺を、雑っぽかった描き込みを「水滴」でのばしたりして作っています。

[ここまで約5時間30分]

 後はスカートのディテールを描き込んだりして、ほぼ完成です。

[ここまで約6時間10分]

 なんですが、さらに時間を空けながら、気がついたところを少しずつ修正したりしていたので、完成したのは、着手してから約30時間後でした。
 ご飯食べたり寝たりしてたんですけどね。
お疲れさまでした。